味付けとしてはこれでいいという判断もあったのだろう

刺激的なドライブフィールや内外装のプレミアム感については、かなり控えめな演出。このあたりは、富裕層から強い支持を得ているアメリカのバッテリー式電気自動車、テスラ「モデルS」とはおよそ趣を異にしている。肩透かし気味だったのは動力性能。

燃料電池車にはバッテリー式電気自動車と同様、電気モーター駆動のクルマならではの俊敏な運動性能を期待してしまうのだが、MIRAIの加速力はフルスロットル時でも、実用車として必要十分というレベルにとどまっていた。そのMIRAIをクローズドコースでテストドライブする機会があったので、ファーストインプレッションをお届けしたい。トヨタ、経済産業省は、燃料電池車が一般に普及しはじめる時期を2020年以降とみている。

その実現ための基盤技術がすでに確立されつつあることを証明するモデルというのが、一般ユーザーにとってのMIRAIの最大の存在意義と言えるかもしれない。MIRAIは当面、官公庁や地方自治体などのパブリックユーザー向けを主体に販売されるため、味付けとしてはこれでいいという判断もあったのだろう。
威哥王

不測の事態に備えるため、ぐぐっと代謝を下げてしまう

彼の食事記録を見せていただくと、そこには体重が落ちない重大な訳が隠されていた。確かに、彼は18時までに食事を済ませている。夕食を早めに終わらせるダイエット法にチャレンジするときの鉄則は、“だからといって食べ過ぎない”はもちろんのこと、“あまりに早すぎる時間に設定しない”というのも大事なポイントだ。だれが見てもヘルシー気味な食生活を送っているように見える。「夕食の時間を早める」を実行するのであれば「朝食を摂る」をセットで考えた方が良さそうだ。この連載でも何度も言ってきたことだが、「朝食を摂らない方が良い」「1日2食が良い」と考えても問題がないのは、残りの食事が栄養バランスに優れていて過不足なく栄養素が摂れていることが大前提である。

このように1日2食であり、夕食から翌日の昼食までの食事と食事の間に極端に間があくと、カラダが飢餓状態にあると勘違いして、不測の事態に備えるため、ぐぐっと代謝を下げてしまう。そうなると、次の食事をスムーズにエネルギーへと変えることができなくて、脂肪として蓄えてしまうわけだが、当の本人は「18時までに食べれば大丈夫!」「なおかつヘルシーな食事をしているからもっと効果が上がるはず!!」と思っている。そうなると、年のせいで痩せないのかと落ち込んでしまったりしても仕方がない。好き放題食べているのに体重が減らないのであればまだしも、気にしているのに減らない、というのはかなりつらい。

どんなに自由に自分の時間を使えても、ある程度の時間軸を持つことは大切だ。それに関連して、「体内時計」の話にも少し触れてみたい。これまで順調にダイエットをすすめてきたクライアントの数字がピタッと止まったことがあった。仕事の流れが変わって、1日2食になっていたのだが、このときも欠食時間の長さがキーポイントとなった。就寝時間や起床時間が早いわけではないのにこんなに早い時間に済ませてしまうと、空腹感から良質の睡眠が得にくくなること。結果として、代謝が下がり、ホルモンによって空腹感を感じやすくなるというまさかの悪影響があるのだ。威哥王