五輪エンブレム問題の調査始まる 結果は年内公表

アートディレクター佐野研二郎氏(43)がデザインし、盗作疑惑で白紙撤回された2020年東京五輪・パラリンピックの旧エンブレム問題を巡り29日、外部有識者による調査チームの第1回会合が行われた。

 メンバーは和田衛弁護士(元東京地検検事)、森本哲也弁護士(同)、鵜川正樹公認会計士(青学大特任教授)、山本浩法大教授(現エンブレム選考委員、元NHK解説委員)の4人。

 旧エンブレムの選考の関係者を聞き取り調査し、11月までに調査を終える予定。調査結果の公表は年内に行う。

 調査の対象者はエンブレム選考への招待文書を送付した組織委の前マーケティング局長・槙英俊氏(出向解除で現在は電通)、審査委員だった組織委のクリエーティブディレクター高崎卓馬氏(同)、他審査委員7人。そして佐野氏を含めた招待文書を送付されたデザイナー8人らとなる見通し。

 しかし、聞き取り調査を申し入れても断ることはでき、強制力はないため、どこまで真相に迫れるかどうかは定かではない。不正な選考があった場合でも「処分」を科せるかどうかについても、未定だという。

 応募作品が「104→37→14→4」と絞られていく過程で、14作品の中に、招待状送付者8人は何人含まれていたかは既に事実として組織委の事務局が確認済みだというが、広報担当は「それも含めて全てまとめて12月に公表したい」と話すにとどめた。
蔵八宝
新一粒神

阪神コーチ陣が悩める鉄人に悲鳴「金本よ早く決めてくれ」

セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦は12日、東京ドームで行われ、レギュラーシーズン2位の巨人が同3位の阪神に3―1で勝利。対戦成績を2勝1敗として4年連続のファイナルステージ進出を決めた。阪神は終戦。退任する和田豊監督(53)の“後釜問題”はどうなるのか。
アフリカ超人
 ファイナルステージ進出に失敗し、終戦となった阪神。球団は大物OB・金本知憲氏(47)の次期監督招聘に全力を注いでおり、この日も極秘交渉を行ったが、金本氏に近い関係者は本紙に「金本はまだ悩んでいる。(受けるか)決めかねている様子だった。まだ迷っている」と話した。そんな状況下で和田監督体制のコーチ陣が「金本よ、早く決めてくれ」と“悲鳴”を上げている。

 平田ヘッドコーチは「(自身の去就について)追ってさたがあるでしょう。監督を男にできなかった責任は感じている」と言い、すでに関川打撃コーチが、V逸の責任をとって今季限りでの退団を表明しているが、他の一、二軍コーチ陣は、その去就が不透明となっており、あるコーチはうなだれつつ、こう話す。「こういう成績だったから、みんな(退任する)覚悟はしている。だけど本音を言えば、早く決めてほしい。(コーチ人事は)金本の意向もあるから、金本が決めない限り、こちらも決まらないのは分かるけど…」
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 別のコーチは「(退任か契約延長か)決まらないと、次の進路が決められないからね。フロントも苦しいところなんだろうけど…。だけど(監督が代わった)オリックスや楽天のコーチ人事もどんどん固まっていくし…。正直、早く金本には決めてほしい」と声をひそめながら話した。

 責任を痛感する一方、各コーチ陣にも生活がある。来年の収入を得るためにも“就職活動”をしなければならない。しかし、来季の新監督が決まらない上に、球団から解雇通告がない以上、自ら動くことはできない。残留させようとしてくれているかもしれないからだ。

 時が過ぎれば過ぎるほど、他球団でのコーチ職や評論家のイスは埋まっていくだけに、焦るな、と言われても無理な話。コーチ陣の悲痛な訴えは果たして“悩める鉄人”に届くか――。

南アHC、準々決勝で当たりたくないのは「日本」―ラグビーW杯

ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で8強入りを決めた南アフリカ代表のハイネケ・メイヤー(Heyneke Meyer)ヘッドコーチ(HC)は7日、準々決勝の対戦相手は日本以外であればどのチームでも構わないと語った。
三鞭粒
 1995年大会と2007年大会で優勝している南アフリカは、7日の米国戦ではブライアン・ハバナ(Bryan Habana)のハットトリックなどにより64-0で勝利し、さらに自信を深めて決勝トーナメントに進んだ。

 初戦の日本代表戦で終盤にトライを決められ32-34で敗れ、悪夢のスタートを切った南アフリカだったが、その後はサモア、スコットランド、米国を破り、プールB首位通過を決めている。
天天素
 17日にトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で予定されている準々決勝で南アフリカは、10日に行われるプールAのオーストラリア対ウェールズの敗者と対戦する。

 メイヤーHCは、「素晴しい試合になるだろうが、当日に起きること次第だね」と語っている。

 オーストラリアとウェールズのどちらとの対戦を避けたいかと問われたメイヤーHCは、珍しく記者団にユーモアをのぞかせた。

「対戦したくないチームは日本だ。なぜってあやうく私が…いや、今日はここまでにしておこう」