塾に駆け込む子どもたちも

熊本市西区にある井芹中3年弓削翔太さん(14)は「休校で受験勉強に後れを取るのが心配。早く再開してほしい」。出身小学校の避難所で掃除などのボランティアをしつつ、来春の高校受験に影響が出るのではと気が気ではない。

 小学生の娘2人と車中泊などの避難生活を続ける益城町の松本まみさん(32)も「早く再開してほしい」。娘2人は新しい友達に会えず、小さな地震にも敏感になっているといい、「学校で友達と遊んで、元気な笑顔を取り戻してほしい」という。
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 ただ、今回の地震では学校で天井が落ちたり、棚が倒れたりする被害が判明。校舎の耐震性だけが問題ではないことが明らかになった。6、8、16歳の3人の子どもがおり、花園小(熊本市西区)に避難する執柄裕子さん(45)は「余震が続く状態で、子どもを学校に行かせるのは心配。今は自分の目から離したくない」と漏らす。

 白川小(熊本市中央区)に避難する会社員山村美紀子さん(38)も「通学路の周りには崩れた石垣や家屋が残り、けがをしないか心配。がれきを避けるために車道を歩いて交通事故に遭わないかも不安」と話し、環境が整ってからの再開を求める。
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 学校側も、子どもや保護者の思いは分かっている。体育館のステージの天井が落下した東町中(熊本市東区)の香山悟校長は「早く再開したいが、生徒の安全が最優先」とし、市がめどとする5月10日の再開は見通せないとの考えを示す。 白川小の福井雅春教頭も「まずは子どもたちの安全が一番。通学路の状態やライフラインの状況は命に関わるので、慎重にしていく必要がある」と話した。

 塾に駆け込む子どもたちも出始めた。県内に30校ある早稲田スクールは26日から、10校の教室を自習室として開放する。同スクールは「保護者などからありがたいという言葉をいただいている。子どもたちのストレスなどを取り除ければ」と話している。

<水泳・速報>北島、100m平で五輪出場権を逃し絶句

リオ五輪の代表選手を決める一発選考会を兼ねた水泳の日本選手権の第2日が5日、東京・江東区の辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートルの平泳ぎ決勝で、小関也朱篤(24歳、ミキハウス)が59秒66で優勝、北島康介(33歳、日本コカ・コーラ)は59秒93で2位に入ったが、両選手共に五輪派遣標準記録である59秒63をクリアすることができず、五輪出場権を獲得することができなかった。
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 北島は前半を2位で折り返し、後半も2人のデッドヒートとなったが、小関がリードを守りきった。北島は準決勝では五輪派遣標準記録をクリアしていただけに、レース後インタビューに呼ばれ、「はあ、いやあ、・・・・言葉にならないですね」と、しばし絶句。
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「この緊張感を味方につけられず、力を発揮できなかった。自分自身のなにものでもない。まだ200があるので200で代表権をとれるようにがんばります」と続けた。

 両選手ともに平泳ぎの200メートルにエントリーしており、そこでの五輪切符獲得を狙うことになる。

<安保法施行>自衛官、覚悟と不安 任務拡大で増す危険

集団的自衛権行使の根拠になる安全保障関連法が29日午前0時に施行され、戦後日本の平和主義が転換点を迎えた。「専守防衛」が旗印だった自衛隊に入隊した自衛官たちは、任務が拡大し、危険性も増すとみられる安保法施行に「覚悟」を語りつつ、いらだちや揺れる胸中も明かした。
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 法施行を踏まえ、ある自衛隊幹部は取材に表情を曇らせた。「自衛隊の仕事は、いつまでに何をするかをまず決めて仕事にとりかかるが、安保法に関してはあいまいだ」。実際、安保法が成立した昨年、部隊幹部から「何を準備すればいいのか」と電話で戸惑いを打ち明けられたという。

 別の幹部は「安保法で世間の注目を集めるような動きはするなと言われるが、早く訓練したい。それが周到な準備につながるのに」と不満を口にした。

 自衛隊の任務が拡大する懸念について、将官クラスの幹部はこう表現する。「選択肢が増える分、自衛隊はこれからまさに政治的に利用される。軍事的に不合理な場合、いかに政治に利用されないか。『やらない』ではなく『今はできない』こととその理由を説明できるか」
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 新たな任務を現実のものとしてとらえ始めている隊員もいる。

 関西地方の30代の陸上自衛隊員は離島防衛を想定した装備品の取得が進むことをあげて「隊内の雰囲気は、確実にここ数年で変わった。入隊時には意識していなかった『人を撃つ』という判断を下す状況が近づいていると実感する」と話す。

 だが、願いがある。「東日本大震災など災害派遣が評価され、最近は子どもたちの声援を受けるようになって誇らしい。安保法でも我々は任務を果たすだけだが、国民の支持がほしい」

 自衛隊はまだ1発も相手に向けて撃っていない。関西地方の別の30代隊員は「簡単に人を撃てない」と語りつつ「仲間を死なせられないから撃つ覚悟が自分にはある。だがその結果が国民の支持を得られるのか考えてしまう」と話した。

 妻子がいる北海道の30代の陸自隊員の心は揺れる。「安保法は日本のために必要。今の国際情勢では米国などとの連携が不可欠だ」と理解を示しながらも「誰も口にしないが、不安のない隊員はいないと思う」と率直に語った。

<性同一性障害>学会、初の認定医9人発表 20人以上診断

体と心の性別が一致しないことで苦しむ性同一性障害(GID)の診断や治療の充実を目指し、認定医制度を導入したGID学会(理事長・中塚幹也岡山大教授)は20日、初の認定医9人を発表した。専門的な知識や技術を持つ認定医が増えることで、治療の質が確保され、治療施設が広がることが見込まれる。将来的に保険診療の道が開ける可能性もある。中塚理事長は「認定医制度を通じて、GIDの治療は必要な医療だということを、社会にも理解してほしい」と話している。
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 認定医は、精神科や産婦人科、泌尿器科、形成外科などの専門知識や技術に加え、性別の違和感を抱える子どもたちに対する学校の対応など社会的な課題を知ることも求められる。20人以上を診断した経験があり、関連の論文や著書があることも条件。今回は、既に実績のある学会理事らが認定医となった。
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 GIDの治療は、ホルモン療法のほか性器の形成手術などがある。戸籍の性別を変更するためには、性同一性障害特例法で精巣や卵巣の摘出といった「性別適合手術」が必要とされる。2004年の法施行から14年までに5000人以上が性別変更を認められたが、国内で手術を手がける施設は限られ、費用も高い。年間50件ほど実施する岡山大は来夏ごろまで予約が埋まっており、1件数十万~百数十万円かかる。タイなど費用が安い海外で手術を受ける人が圧倒的に多いとされる。海外での手術は、術後のケアが不十分になる可能性もある。中塚理事長は「日本で安全な医療を提供できるのが望ましい。各県に認定医がいれば手術などを行うチームが作れる」と語る。今後は試験を経て認定する仕組みを整え、5年間で50人の認定医育成を目指す。

田母神氏、訴訟費用に流用か…任意で事情聴取

元航空幕僚長・田母神(たもがみ)俊雄氏(67)の資金管理団体を巡る横領事件で、政治資金の一部が田母神氏の個人的な訴訟費用などに充てられていた疑いのあることが、関係者の話でわかった。

 元会計責任者の男性は東京地検特捜部の事情聴取に対し、田母神氏らの私的流用を認める供述をしているという。
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 特捜部は7日、業務上横領容疑で東京都内の資金管理団体の事務所や田母神氏の自宅など関係先を一斉捜索し、田母神氏を任意で事情聴取した。今後、押収資料を分析し、資金の流れについて解明を進めるとみられる。

 田母神氏は2014年1月、資金管理団体「東京を守り育てる都民の会(現・田母神としおの会)」を設立。翌月の都知事選に出馬したものの落選した。同会の資金に関し、田母神氏は15年2月、元会計責任者が少なくとも3000万円を着服し、生活費や遊興費に流用したなどと発表。14年分の政治資金収支報告書でも、元会計責任者の着服による「使途不明金」として約5054万円を計上した。
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 だが、関係者によると、資金の一部は、田母神氏の家族に絡む民事訴訟の弁護士費用や知人に贈った高級服の代金などに流用された疑いがあり、元会計責任者が都知事選で選対本部長を務めた番組制作会社の社長に対し、「田母神氏や選対事務局長の指示で、毎週のように資金管理団体の口座から現金を引き出して渡していた」と話していたことが判明。元会計責任者は、特捜部にも同様の供述をしているとみられる。

<丸山議員奴隷発言>止まらぬ失言…自民、緩みっぱなし

丸山議員は委員辞任 選挙戦略への影響懸念の声も

 自民党の丸山和也参院議員は18日、オバマ米大統領を念頭に「黒人の血を引く。奴隷ですよ」などと発言した責任を取り、参院憲法審査会の委員を辞任した。谷垣禎一幹事長らが引き締めに躍起になっているのに、同党議員の失言は止まらない。安倍晋三首相が描く選挙戦略への影響を懸念する声も出始めた。
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 谷垣氏は18日、丸山氏に「足をすくわれることがないよう発言には注意するように」とくぎを刺した。丸山氏はこの日、部会長を務める党法務部会を「さまざまな予定」(部会関係者)で欠席した。

 一方で記者団の取材には応じ、「真逆の批判をされているとしたら非常に不本意だ。人種差別の意図はまったくない」と正当性を強調。民主、社民、生活3党が議員辞職勧告決議案を参院に共同提出したことに対しても「良心において恥じることはない。受けて立つ」と言い切った。
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 自民党では、丸川珠代環境相が東京電力福島第1原発事故による除染の長期目標を「何の科学的根拠もない」と発言し、12日に撤回した。島尻安伊子沖縄・北方担当相は記者会見で北方四島の「歯舞」を読めないという失態を演じた。

 さらに18日の衆院予算委員会では、民主党議員が丸山氏の発言を追及した際、自民党の長坂康正衆院議員が「言論統制するのか」とやじを飛ばす場面も。見かねた小此木八郎国対委員長代理は長坂氏を口頭で注意した。

 自民党は17日に各派閥の事務総長を集め、引き締めを図ったばかりだった。ある派閥会長は18日、「大勢の議員が当選して『自民1強』になり、目立ちたい人が出てきたのではないか」と指摘。岸田文雄外相も岸田派会合で「マスコミの目はますます厳しくなる」と改めて注意喚起した。

 公明党の漆原良夫中央幹事会長は18日の記者会見で「(発言を)撤回すれば済む問題ではない。こういうことが重なりボディーブローのように政権に響く」と不満を表明した。

 同党幹部は「支持者から『なぜ自民党を止められないのか』とわが党まで批判を受けかねない」。夏の参院選と衆院選の同日選が取りざたされる中、「こんな状況で解散などできない」と首相をけん制する声も出ている。

悩める斎藤工が原点へ、出世作5年ぶり続編への思い

俳優斎藤工(34)主演で11年に放送されたテレビ東京連続ドラマ「最上の命医」が、スペシャル版「最上の命医2016」(10日午後9時)として帰ってくる。小児外科の世界を描いた斎藤の出世作で、5年ぶりの続編に思いもひとしおだ。この5年を振り返るとともに、5年後を聞くと「間違いなく消えている」。びっくりな回答も返ってきた。
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 -放送から5年、番組HPに今も届き続ける続編希望の声でスペシャルが実現したのは特別な展開ですね

 斎藤 去年あたりからのエロ系のイメージとか(笑い)、僕の状況はこの5年間で大きく変わっているので、5年前の「最上の命医」を認識してくださっている方は特別な人たち。いい報告ができてよかったです。昨日今日の間柄じゃない綾野剛さんや窪田正孝さんが祝福してくれたのもうれしかった。

 -ゴールデン連ドラ単独初主演作でしたが、当時の思いは
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 斎藤 20代最後の作品。それまでは風貌へのニーズの役が多かったので、命がつながっていく「無限の樹形図」という本質的なテーマの作品で僕に白羽の矢をたててくれて、ただならぬ思いで感情移入した作品でした。

 -5年ぶりの現場はどうでしたか

 斎藤 最終回から5年後という設定。恩師役の泉谷しげるさんに「みこと」って役名で呼ばれるのも懐かしかった。斉藤由貴さんと感情がぶつかるシーンがあるんですけど、すごいエネルギーで投げかけてくれて、僕も感情むき出しにしました。お芝居は1人でやっているんじゃないとあらためて感じたし、5年間、いろんな作品に出会ってきた僕の時間も作品に表れていると思います。

移植待ちの少年が脳死、臓器提供へ 「息子の命誰かに」

日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は9日、三重県伊勢市の伊勢赤十字病院に入院中の15歳以上18歳未満の少年が、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。少年は特発性拡張型心筋症で自身も心臓移植を待っていたが、脳死となった場合には臓器提供をすることを家族と話し合っていたという。10代の男性ら4人に五つの臓器が提供される予定。
威哥王
 移植ネットによると、少年はくも膜下出血となり、8日夜までに法的な脳死と判定された。

 摘出手術は9日午後2時過ぎに始まり、肝臓が九州大病院の10代男性、肺が大阪大病院の50代女性、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓が東京女子医大病院の40代男性、もう片方の腎臓が名古屋第二赤十字病院の60代男性にそれぞれ移植される予定。

 少年の家族は移植ネットを通じて「息子の命を誰かにつなげ、臓器提供への理解が得られれば、助けられる命がたくさんあると思います」などとするコメントを出した。
三體牛鞭
 家族のコメント全文は以下の通り

 私たちの息子は、特発性拡張型心筋症で移植を待つ待機側の人間でしたが、その想(おも)いはかなわず、提供する側へとかわることになりました。

 もし、待機時間が短く、心臓を移植できていたら、息子は命をつなげられていたと思います。万が一、逆の立場になったときは、提供する側へまわろうと以前より話し合っていたため、今回の提供となりました。

 息子の命を誰かにつなげることで誰かが助かり、また、この機会に臓器提供の理解が得られれば、助けられる命がたくさん有ると思います。

市営住宅で火災、子ども3人を含む6人搬送

13日午前6時15分ごろ、福岡県大牟田市歴木(くぬぎ)の市営住宅(5階建て)で、「3階から出火し、炎が噴出している」と119番通報があった。大牟田署などによると、3階の川本悦子さん(52)方と4階の会社員橋口友罷呂(ともひろ)さん(31)方が全焼。橋口さんの子ども3人を含む計6人が煙を吸うなどして救急搬送された。
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 搬送されたのは、川本さんと橋口さん、橋口さんの妻真実さん(32)と長男で小学6年の透磨(とうま)君(11)、三男で小学1年の章宏君(7)、四男健吾君(2)。消防関係者などによると、一部は重症との情報がある。橋口さんの小学4年の次男(10)にけがはなかった。

 署などによると、川本さん方付近から火が出たとみられ、真上の橋口さん方とその上の5階の一室のベランダなどが焼け、約2時間半後に鎮火した。
威哥王
 橋口さんの次男は、駆けつけた祖父とともに取材に応じ、「母親に『火事よ。逃げなさい』と起こされた。少し開いていたベランダの窓から煙が入ってきていて、下から火も見えた」と話した。玄関を出ると3階部分が燃えていたといい、「燃えている階段を走って逃げた」。出火当時は他の家族5人も起きていたが、「3階の階段が燃えていて(家族は)下りられなかった」と振り返った。

 現場はJR大牟田駅から北東に約3キロの市営住宅が立ち並ぶ住宅地。署は13日午後にも現場を実況見分し、火災の原因や出火元などを詳しく調べる。