別れる

「逢坂壮五さん?」
そっと、斜め前に立てえいる逢坂壮五に声を掛けました。どうやら気付いていないようです。
「なんだ?」
ようやくわたしの声を聞こえました。驚いた様子でわたしを見つめます。彼はなんのことを考えていましたか。わたしに声を掛けられていたことに気付いましたか。
「わたしは海外へ留学に行くことになりました。新しい生活が始まりますね。ここより遥か遠い場所です。もう君たちと合うことはできないかもしれません。」
「以上だ?」
「ありがとうございます、逢坂壮五さんのこと、みんなのこと絶対に忘れません。」
わたしはゆっくりと逢坂壮五コスプレ衣装さんへ視線を向けります。逢坂壮五さんを見ると、彼はまるで道端に捨てられた子犬のような不安げな目でわたしを見つめていました。わたしは悲しく笑っていた後、気持ちを切り替えるために大きく呼吸をします。「それで、あんたはいいのか?もう、会えなくなるんだぞ。」
「わたし、みなさんが大好きです。父の経営する事務所でidolishi7のマネージャーとして働くことは初仕事ですが、とても楽しいです。確かに会えなくなってしまうのはさびしいです。でも、もっと勉強したいです。自分が強くなりしたら、またidolishi7のマネージャーをして、君たちとアイドルの頂点へと駆け上がります。」