冬支度

初雪の便りも聞こえる今日このごろ。
いよいよ本格的な冬に突入しそうです。

そんな訳で車のタイヤでも交換しようかなとも思ったのだけれど、天気予報によればどうやら天気の崩れは今夜一杯でその後は回復しそうな感じ。
タイヤを変えるにはまだ早いかーと思い直し・・
そういえば家の窓を二重化しようと思っていたんだった。

我が家は居間など一部の部屋は窓が二重化されているのだけれど、キッチンや洗面所はガラス一枚の窓が付いている。
特に洗面所などは日の当たらない場所にあるために、冬期は常に冷え冷えとしている。
断熱効果を高めて熱が逃げないように工夫しようと思っていたのだった。

これまでにも窓ガラスに貼り付けるタイプのフィルムなどは貼っていたのだが、どうも効果はいまひとつな感じ。
何かのCMで言っていたような気がするが、窓の枠が金属で出来ていると金属は熱伝導率が高いために簡単に熱を逃がしてしまうという事。
この話を聞いてから気になっていた、プラスチック製の内窓を付けるという製品。
これが近くのホームセンターで売られていたので、試してみようと思う。

制作は殆ど、金切り鋸とカッターで切り貼りするだけの簡単な作業・・のはずだったのだが、面材に枠を取り付ける際うまく嵌らなくて少々苦労をしてしまった。(汗
まあ、素人作業なので多少まごついても仕方がない。
とはいえ、なんとか数時間をかけてキッチンの窓2つ分の内窓が完成。

さて、効果の程は如何であろうか?
結果は来春にて!

お弁当箱を重ねる度に、想いも募る。~「めぐり逢わせのお弁当」を見て~

近年、IT産業で幅を利かせている、インドですが、この映画の冒頭で描写される、ドアも締めずに、人で溢れ返る電車が行きかう風景を見ると、相変わらずバイタリティ溢れています。

歌や踊りで長時間ゴリ押す、ボリウッド映画も、世間では、普通に受け入れられています。しかし、この作品は、そんな傾向には一線を引く、繊細さがあって好感が持てました。

経済的にも、子宝にも恵まれて、一見不自由のなさそうな、活気ある街ムンバイの集合団地に住む、主婦のイラでしたが、心に影を射すのは、自分から遠ざかりつつある、夫の気持ち。その朝も、娘を学校に送り出す慌ただしさの傍ら、ダンナのため一心に、「お弁当」を作っています。

ここで、異国の観客の目を引くのが、「お弁当」を届ける、「弁当配達人」の存在。普通は、出勤の時に、本人に持たせるのに。一件ずつ、配達人が伺って、弁当を預かり自転車で配達人が、お弁当と共に、駅に集まると。集めた弁当を電車に乗せて、自分たちも電車に乗り込み、降りた駅から、また、配達人は届け先の人が勤める、会社とかにそのまま入って行って、ご丁寧に机まで届けてくれるのです。

映画で知りうる、他国の事情。本当に、「弁当配達」のシステムが、在るみたいです。

その心を込めて作った、イラのお弁当ですが、届いたのは旦那の許ではなくて、定年を間近に控える、妻を亡くしたヤモメのサージャンに、誤って届いてしまう。元々、近くの食堂にお弁当も頼んでいた彼なので、なんの疑問も持たずに平らげる。空になったお弁当箱は、またも、そのシステムで、イラに届けられて、舐めたように食べ残しなく戻った箱を見て、彼女は喜ぶのだが、帰った旦那に聴くと、違うおかずの話をして「誤配」を察知した彼女が、次の日、お弁当に手紙を添えると、サージャンから返事が届いて、お弁当と手紙を介した、見知らぬお互いの交流が始まるのです。

見た人の話も聴いて、どうして、「誤配」が続くのかが、腑に落ちなかったのですが、劇中に出て来る、イラと配達人のやり取りを見て、納得。第三者のお墨付きも得ているらしい、「鉄壁」な制度に、誇りをもっていて、配達に「誤り」が、無いと微塵も疑っておらず、一度引かれた、配達ルートから、現代社会ならではのハイテクなやり取りも在るのに、弁当に添えられた「手紙」から、顔も知らない存在なのに、段々とお互いの心中に占めるウエイトが、広がっていく様が、丁寧に描写されています。
内容を詳らかにすると、女性向けのようですが、誤って弁当を受け取った、ヤモメのサージャンの心情が、変わっていく様が、口数は少ないなか、仕草や表情に彼女を意識して「揺れる」様子が、垣間見えて、引き込まれます。

なかなかウマい役者さんだと思ったら、「ライフ・オブ・パイ」で、主人公の成熟期を演じた方でした。対するイラも、彼よりは年若く、手紙のアドバイスで新婚当時の服を着て、旦那に接するところなんか、いじらしい。

イラの上に住む、おばさんや、サージャンの仕事を引き継ぐ、若い同僚との描写に和まされ、踊りがないとはいえ、電車での子供や、配達人が普通に歌っている様子が、心理描写として活きているところが、インド映画らしさかな。もう、サージャンの気持ちに寄り添っている、者としては、あの結末を「清々しく」受け止めました。

しかし、家にいる時も、イラの作った食事を取っている、旦那の「味覚」は、どうなっているのでしょ。彼女の何が不満なの?