積年の謎が

ついに解けたようなそんなことがありまして
報告させてください
と、いうのも
以前からわたくし

自分の身長をいうと
驚かれる呪いにかかってまして

実寸173~174cmくらいなのですが
180はあると思ってたと言われることが
そこそこの頻度でありまして

等身大の自分を見て欲しい、と
夜毎枕を濡らすことも
無きにしも非ずだったような気が
しなくもなくもないです

その呪いの正体が
どうやら判明したみたいで

会社の人が言うには
どうも顎の位置が高いということらしいです

その人は、俺より6cmくらい低いんですが
視線が顎を通り越して
喉仏に行ってしまうと言っていました

んー、ざっくりと
167-(頭から目まで)10+(顔の長さ男性平均)23+α
という感じでしょうか

で、実際は視線が少し下に向いてるのかな
それとも、つい視線が行ってしまう
魔性の喉仏なのかな

あと、でこが狭いのも
関係あるのかなー
と、
なんか納得した気になってたけど
むしろ謎が深まってきたかも

よくよく思い返してみたら
同じくらいとか
俺より背が高い人にも

180はあると思ったって
言われたことがあるわけで

そのくらいの人の目の高さ的に
今の推論は当てはまらないのでは?
なんだよちくしょう…

誰も本当の俺を見てくれてないって事か…

過大評価は疲れるんだよねー

ま、身長の話だけど
自分としては
大き過ぎず、小さ過ぎず
ちょうどいいくらいだと思ってますけど

つくづく人間の目というのは
あてにならないんだなーと
思い知った
そんな一日
男宝
ナンパオ

帰り道

私の車の中で
ドキドキしながら、老いた詩人は貴女の掌を抱いた
貴女は少し抗うように ためらうように 
少しずつ掌をあずけてくれた

そして神の視線を気にするように
膝に載せた小さなバックで隠した
それは まるで神に対する言い訳のように

貴女の掌は 最初は冷たかったけど、そのうち
うっすらと汗が感じられた

貴女は何かを感じている 
私も確かに感じている

私は歳甲斐も無く
心の動悸を隠すように
饒舌に何かを喋りつづけた 
何を話したかは
まるで覚えていない

そう神の眼を意識していたから
でも もう知っている

神はいつも黙ったままのだから。

      是清