【7人制ラグビー】山田、藤田ら「掟破り」の落選!

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日本ラグビー協会は17日、リオデジャネイロ五輪7人制男子代表内定12人を発表した。6月29日に日本選手団として決めた14人から、15年W杯15人制代表ウィングの1日遅れの発表山田章仁(30)、藤田慶和(22)=ともにパナソニック=と最年少の松井千士(21)=同志社大4年=が漏れ、バックアップメンバーから豊島翔平(27)=東芝=が入った。一度は選手団に入れながら外す選考方法に選手が振り回され、関係者からは「おきて破りだ」と怒りの声が上がった。

6月29日に行われた会見には山田、藤田らも顔をそろえていたが…

 新種目の船出はスッキリとはいかなかった。昨年の15人制W杯イングランド大会で活躍し、左ふくらはぎ痛から回復途中の山田、さらには藤田と松井が代表落ちした。

 6月29日に行われた日本協会の会見では、3人とも日本代表選手団メンバーとして発表され、会見に登壇してマイクを握ってコメントもしていた。会見後に行われた結団式にはほとんどの選手が家族も呼び、リオ行きを祝ったという。関係者は「この発表を見て驚いた。結団式まで参加させておいて、これで外すなんておきて破りですよ」と怒りをあらわにした。

 日本協会は、瀬川智広ヘッドコーチ(HC、45)から選考事情に関するコメントを出す予定はないとし「6月29日に発表した14人とバックアップ(6人)を含めた全員が日本選手団。その範囲内から選考した」と説明した。ワールドシリーズなど通常の国際大会では、直前に数人を外して登録選手を選ぶこともラグビー界では珍しくないが、五輪となれば事情は大きく異なる。

 松井はツイッターで「21年間の中で一番悔しい経験です。いろんな人たちが応援、期待してくれていたので本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とつづった。現在は落選した3人を含む16人が参加し、鹿児島で最終合宿を行っている。

 リオへはバックアップの2人(未定)を含む14人で出発し、けがなどアクシデントの場合、1日1人を入れ替えられるルールに基づき選手村外で2人が待機する。高い能力を誇る山田、20年東京五輪の星になりうる藤田と松井は、残る可能性にかけ、複雑な状況の中で26日まで競うことになる。