控訴審と打ち合わせの嵐

週刊Tの打ち合わせは、すでに金曜日に終わっていて、すでに動き始めているのだが、それとは別に「もう一本」、ワイドの原稿を一本頼まれている。通常なら、このうち泡絵が15:00頃に設定されるのだが、あいにく、この日は「別件」がある。
15:00から例の「フリーライター違憲訴訟」の控訴審の公判が東京高裁で開催されるのだ。
「訴訟費用」という形で「原告団の一人として、原告席に座る権利」を買っている(笑)私としては、こんな絶好の機会を逃す手はない。しかも、高裁の審理なんてすぐに終わるから、すぐに判決だろう。高裁の法廷はおそらく、これが最初で最後の機会。
打ち合わせは17:00ということにして、前日から干しっぱなしの洗濯物を取り入れ、東京高裁に出かけることにする。

14:00自宅を出発すると、すぐに同じ原告団の一人「Y岡」から電話がかかってくる。行くのはいいけど、何号法廷で審理が行われるのかが分からないという。ま、行きゃなんとかなるでしょ。沼袋から西武新宿線で新宿へ。丸ノ内線に乗り換えて霞が関というルートで東京高裁へ。ま、地裁と同じ場所なんだけどね。

入る前に、メールを確認すると101号法廷と書いてある。厳重チェックの入り口を通り、入り口で(原告用の)整理番号を受け取って、法廷へ。

一審と同じように約30名の原告団。向こう側に座る国側の人々もほぼ同じ顔ぶれ。裁判官のみが一新されている(当たり前)。

この日は、原告団4人(早川由美子、岩本太郎、明石昇二郎、豊田直巳さん)が証言台に立ち、「原告の敗訴となった一審判決はおかしい。ぜひ公正な裁判を」を訴えた。
実際に秘密保護法違反で原告団の誰かが逮捕された、とかいう事案ではないだけに、この裁判はどうしても「この法律の施行によって、原告に不利益があるとは思えない」というような論理展開になってしまうのが歯がゆい。そうなってからでは遅いし、法律の施行による「萎縮効果」そのものが自由な言論を制限してしまうという構造があるからだ。
一審で証言した寺澤有氏は、「秘密保護法の施行以降、これまで情報をくれていた自衛隊関係者から、『秘密保護法』を理由として、情報を流してくれなくなった」というようなことを証言したが、一審の裁判長は「それは、取材を断るための方便だろう」などと判決に書いていた(正確じゃありません)。早川さんも証言してたけど、こんな「方便」が使えるようになったことこそ、「秘密保護法施行」の大きな効果だろう。
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