ワクチンをより効果的に使うために

感染症が流行するか収束するかのボーダーラインは、基本再生産数で判断される。
基本再生産数とは、1人の感染者が何人の二次感染者を作るか、と言う指標で、これが1を越えれば、感染は拡大再生産され、流行が広がり、1を割れば収束に向かう。
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たとけば、麻疹ではこの数字は20ぐらいで、学校で1人の発症者が出れば、20人に感染の危険がある。
しかし、この集団がワクチンを打っていて、95%以上の人が抗体を持っていれば、二次感染の危険に晒された20人のうち、平均19人以上が感染防御できるので、二次感染は1人未満となり、流行は阻止される。

インフルエンザの場合はどうか。

毎年流行する、ふつうの感染力を持ったインフルエンザなら、基本再生産数は大きくても3ぐらい。二次感染のリスクのある3人のうち2人以上が抗体を持っていれば流行は阻止される。
インフルエンザワクチンの抗体賦与率が7割ぐらいだから、ほぼ全員がワクチン接種するのが望ましい。
もっとも、大人は過去の感染による免疫が交差活性を示す場合もあるので、全員接種でなくても、流行阻止レベルになるが、感染経験の少ない子供は、全員接種したほうが安心できると思う。
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しかし、現状は任意接種。
ワクチン有害論を唱える人もいる。
もし、地域での流行を防ぎ、学級閉鎖を避けたいのなら、流行開始前に接種しておこう。

副作用のリスクとワクチン未接種で感染したときのリスク、二次感染を起こすリスクを比べたら、ワクチン接種に分があり、しかも流行阻止レベルになる人数が接種することが、社会集団としての感染防御力を高めることが、お分かりいただけると思う。

地域社会や級友、家族、友人のことを考えるなら、ワクチン接種を勧めたい。
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