若者の夢と絶望

ピース又吉の「火花」
芥川賞で騒がれてるけど、読んでみて評価した人の気持ちが分かった。

若手お笑い芸人の日常を描いたストーリー。お笑いを見ない人には敬遠されそうだけど、主人公が抱く悩みや葛藤は、誰にでもあると思うし、ぜひ手に取ってほしい。

20代の頃、夢をもって、誰かに憧れて生きてた頃を思い出させてくれる。努力は報われるとか漫画的な内容ではなく、自ら手放してしまう幸せや、それに対する後悔とか、リアリティがあって切ない。自分自身の後悔と重なり、読んでて辛いとこもあるけど。

現役の芸人が執筆してるだけあって、作品中の漫才もちょっと面白い。芸人目線で見ることができる漫才は新鮮。

最後のオチ、救いがないようにも見えるけど、売れないお笑い芸人がテーマだし、満点なのかもしれない。

最初から最後まで面白かった。さくさく読めるから、本をあまり読まない人にもオススメ。
徳国黒金
蔵秘男宝

壁の越え方

私もこの歳まで生きてくると様々な壁にぶつかって来た。

その様々の壁の全てを越えてきたか、と聞かれると越えることが出来た壁は、極限られている。
越えることが出来た壁も必死になってなんとか越えることが出来た壁ばかりで、楽勝で越えることが出来た壁は一つとしてない。

いくつか越えることが出来た壁の中でも卑怯な手段を使って越えた壁もある。
卑怯といっても不正を働いたり、後指をさされるような方法を使って越えた訳ではない。
ただ普通の手段、常套手段などといった正攻法は使わずに越えることだ。

人は何か大きな壁にぶつかった時、誰でも最初はその壁を真正面から見ると思う。
これは当り前のことで、そもそも真正面から見なければ壁と認識できないからだ。
そして、次は壁自体を調べる、その壁を越えるための方法が書かれた書籍などの情報を集める行動に移す。
そして、次はその集めた情報をもとに越えようと努力する。

しかし、何度努力してもどうしても越えられない壁というものがある。
その時は、自分が集めた情報が間違っているか、検証してみる。
もしかしたら、その壁を越えるには見当違いの情報をもとに努力していたかもしれない。

検証した結果、集めた情報、方法が間違っていない、となればもうお手上げだ。

となる前に、今一度その壁を見直す、又は壁の周りを見てほしい。
そうすると、壁のどこかに穴があるかもしれない、また今の立ち位置では高く見えるが、立ち位置を少し変えてみると少し低くなっているところがあるかもしれない。

もし、そういうところが見つかれば、諦める前にもう一度、見つけたところから壁の向こうに行く方法を考えてはいかがだろうか?
男宝
ナンパオ