絶対に逆らえない人

あの人が『カラスは白い』と言ったなら…「分かりました!」と迷いなく答えるだろう。
が、あの人はそんな事は言わない

私が言いたいのは、私にとって絶対的な人物だってこと。
出会ったのは私が高校生の頃
あの人は大学生だった。
黒い革ジャンに雪駄を履いててロックンロールをこよなく愛する人だった。
頭のいい人で誰からも信頼され、分け隔てなく人と話すことができる人。
自ずとリーダー的な存在になるが、いつも奇想天外な度肝を抜くような突拍子もない事を成し遂げる。
変革者のような人…。

ある日、あの人が突然わたしに言った
『おれ、坊さんになるからさ!』

もう、あれから20年くらい経つのかな…立派な僧侶になったあの人
そんなあの人から電話が来た。
ながーーーいことお話してた。

この人だけには逆らえない…
もちろん逆らう事など1つもないのだけど
絶対的な存在
神様は信じないけど
あの人は信じれる

神様には言わないけど
あの人には言える

神様は救っちゃくれないけど
あの人は救いの手をくれる
そーいう人なんだよね…
神様は免取りにはならないけど…
紅蜘蛛
威哥王