武家の嫁入り

35過ぎて結婚した人、私の周りにも複数例あります。
そんなに珍しいことではなくなりつつあります。
年が行ってからの結婚を上手くやり遂げるためのキーワード。
私は「武家の嫁入り」だと思います。
頂点3000
江戸時代までの武家の結婚は、政略的なものも少なくなく、まして恋愛結婚も、今のように自由に出来る状況でもなかったわけです。
つまり、「この御子息に見合うお嬢様をあてがう」と言う感覚も、強かったのではないかと想像します。
本人の客観的資質と、それと釣り合い、家柄や他の条件の整った相手を見つけてくるという、周囲の支援。言うなれば、相手のことも良くわからないまま、結婚してしまうのです。
結婚後も、努めて仲良くし、お互いを尊敬できるようであれば、だんだんと馴染んでくる。

これと似たようなことが、35歳過ぎの結婚にも言えるような気がします。
自分の理想は押し通せないけれど、相手も大体は人物評価の定まってきた大人ですから、自分の理想に近い人を選ぶことは不可能ではない。
但し、既に生活スタイルや思考や主義主張が固まり、曲げにくくなっているのも事実。
五夜神生精片(香港天龍)
無理に相手に合わせない、無理に相手を従わせないで、一緒に生活できるかどうかが重要。
自分と違う部分は認め合い、否定しない。
この距離感を持つことも大切だと思います。
若いうちなら、自分達で自分達の関係、自分達の結婚の形を作ってゆくことも容易な、心の柔らかさがありましたが、いい大人になったら、それは期待しないほうがいい。
相手を否定しないことだけは、意識しておく必要がありますが。

ぶっちゃけ、お互い、頭が固くなっているのを覚悟の上で、お互いに寛容になるわけです。
女性の場合、40近くなっても、需要が無いわけではない。
自分と同年代、あるいはそれ以上の年齢の独身男性の数のほうが、明らかに多い。
実は女性にとっては、「静かな売り手市場」と言えます。
「静かな」と言う形容をしたのは、市場の動き自体は、それほど活発ではないから。
人格も性格も大体固まってきた人達の市場ですから、上手く合う組み合わせを見つける確率は下がっている。でも結婚を考えている人は、確実に居る。
そんな状況を理解した上で臨めば、どこかに誰かと繋がる道が見つかる可能性は、じゅうぶんにあるのではないでしょうか。