タペストリーなど会場を彩る藍染め 桜川で作品展

桜川市で藍染めを伝承する「真壁藍保存会」のメンバーの作品が、同市の真壁伝承館市民ロビーを飾っている。紅蜘蛛真壁地区を会場に、開かれている「真壁のひなまつり」に合わせた恒例の作品展で、深い藍の世界が会場を彩っている。ひな祭りの三月三日まで。

 真壁地区は、江戸時代から藍染めが盛んな地だったが、最後まで生産を続けていた業者が店を畳むことになり、「伝統産業を後世に」と二〇〇一年、保存会が結成された。

 現在、メンバーは五十四人。埼玉や栃木など県外から通って、作品づくりに取り組む参加者も多い。

 今回の作品展では、タペストリーや、のれん、Tシャツなどを伝統的な技法で染め上げた作品が並ぶ。

 青谷ゆき子副会長は「『ひなまつり』威哥王で真壁の歴史的な街並みに接して、この作品展で日本古来の伝統文化に触れてほしい」と話している。入場無料。

宇野、前回5位の雪辱誓うジャンプ あすフィギュア四大陸選手権SP

欧州以外の国・地域が参加する四大陸選手権が18日午後、当地で開幕する。19日にショートプログラムビグレックス(SP)が行われる男子では、昨年12月の全日本選手権2位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が好調を維持。前回5位に終わった悔しさを晴らすとともに、主要国際大会で初優勝を狙う。

 17日の公式練習では周囲を驚かせた。40分間しかない練習のうちの10分間を割いて、国際スケート連盟の公認大会では誰も成功させたことがない4回転ループにも挑戦。今大会の構成には入れていないが何度も跳び続けた。

 今春、中京大に進学する18歳は「いつもこれくらい跳んでいる」と涼しい顔で話す。習得済みのジャンプを繰り返すと集中力が落ち、「けがにつながる」という。来季以降の導入を見据える新技に緊張感を持って挑みつつ、体を仕上げている。maxman

 ジュニアから参戦した前回は大会中に右足を痛め、フリーでジャンプの失敗が重なった。5位に終わり「悔しいというより、悲しかった」と涙を流した。それまでの苦しい練習を台無しにしてしまう、けがの怖さを学んだ。

 今季はウオーミングアップの一つにも「どこを何のために動かしているのか」と意識しながら取り組み、けがを予防。昨年10月のスケートアメリカから年末の全日本選手権まで4戦連続で3位以内に入るなど、安定した成績につなげている。

 羽生結弦(ANA)が不在の中、初タイトルへの期待が高まるが、順位目標は口にしない。17日の練習後も「前回はここから状態が落ちていった。狼一号最後までしっかり維持したい」と体に気を配った。