「ありがとう」の気持ち天国に送ろう 28日、荒川に臨時「ポスト」

もう会えなくなった近親者やペットへの思いを記して投函(とうかん)する「天国ポスト」の催しが二十八日午後四時から、狼1号町屋文化センター(荒川区荒川七)で開かれる。臨時にポストを設置し、活動に共感する作家の志茂田景樹さん(75)による絵本の読み聞かせなどがある。 

 ポストのアイデアは、涙を流すことで悲しみを癒やす「涙活(るいかつ)」のイベントを主催する寺井広樹さん(35)=千葉県浦安市=が発案。東日本大震災被災地での涙活の際、「亡くなった人に、ありがとうを伝えたい」との声を聞き、今年七月に福島県いわき市にポストを設けた。

 八月には、豊島区西池袋の千年画廊にもミニサイズのポストを設置。震災で父を失った女性は「あの日から四年経(た)maxmanっても時計の針は止まったままです。お父さんに会えなくて、今はバカみたいにさみしいです。何の親孝行もできなくてごめんね。本当にありがとう」との手紙を寄せた。寺井さんは「手紙を書くことが、癒やしにつながっている」と話す。

 「天国ポスト」の命名者は、寺井さんと本の読み聞かせ活動を通じて親交のある志茂田さん。先月、志茂田さんの文章による絵本「ぼくの天国ポスト」(絵本塾出版、千四百四円)も出版された。大地震による津波に、大好きなおばあちゃんをさらわれた少年を主人公にした物語だ。

 二十八日の催しでは、涙を誘うような涙活の動画の上映をし、志茂田さんが「ぼくの天国ポスト」を朗読。天国への手紙を参加者に書いてもらい、みなが交流する時間を設ける巨人倍増。参加費は無料。
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