宇野、前回5位の雪辱誓うジャンプ あすフィギュア四大陸選手権SP

欧州以外の国・地域が参加する四大陸選手権が18日午後、当地で開幕する。19日にショートプログラムビグレックス(SP)が行われる男子では、昨年12月の全日本選手権2位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が好調を維持。前回5位に終わった悔しさを晴らすとともに、主要国際大会で初優勝を狙う。

 17日の公式練習では周囲を驚かせた。40分間しかない練習のうちの10分間を割いて、国際スケート連盟の公認大会では誰も成功させたことがない4回転ループにも挑戦。今大会の構成には入れていないが何度も跳び続けた。

 今春、中京大に進学する18歳は「いつもこれくらい跳んでいる」と涼しい顔で話す。習得済みのジャンプを繰り返すと集中力が落ち、「けがにつながる」という。来季以降の導入を見据える新技に緊張感を持って挑みつつ、体を仕上げている。maxman

 ジュニアから参戦した前回は大会中に右足を痛め、フリーでジャンプの失敗が重なった。5位に終わり「悔しいというより、悲しかった」と涙を流した。それまでの苦しい練習を台無しにしてしまう、けがの怖さを学んだ。

 今季はウオーミングアップの一つにも「どこを何のために動かしているのか」と意識しながら取り組み、けがを予防。昨年10月のスケートアメリカから年末の全日本選手権まで4戦連続で3位以内に入るなど、安定した成績につなげている。

 羽生結弦(ANA)が不在の中、初タイトルへの期待が高まるが、順位目標は口にしない。17日の練習後も「前回はここから状態が落ちていった。狼一号最後までしっかり維持したい」と体に気を配った。
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