さらに翌朝

猫のはる、亡くなりました。

病院にまめに連れて行って、先生は毎日夜中まで見ててくれて、やれる事すべてやったので、悔いはありません。

連れて帰って、いつものベッドで抱きしめて、たくさんキスして、話しかけて、1番いいバスタオルにくるんで、実費で焼いてくれるところにお願いして、身体とはお別れしてきました。

遺体が突きつける現実は容赦ないですね。病院のにおいしかしなくて、私が大好きなはるのにおいは残ってなかった。

これからもずっと一緒だよ。
おじいちゃんおばあちゃん、お母さん、優しくしてくれたおじさんたち、先生、天国にいる私の大事な人たちの輪の中にずっといるから。

私はどれほど良い事をしたごほうびに、神様からはるをもらったんだろう、と思うほど、一緒にいて本当に幸せでした。

それは私の中に一生ある。幸福な子供時代の記憶のように、私の魂の根っこに絶対消えない、愛情の記憶。

いつでも会える。愛して愛された記憶はどんな感情より最後まで残って、掠れることなく、生まれ変わっても宝物として抱き続ける。

しばらくはずっと悲しいけど、はるはずっと一緒にいる。いつでも会える。

入院中に祈ってくださって皆さんどうもありがとうございました。はるにも伝えました。はるもその記憶を絶対消えない暖かいものとして抱いていくはずです。
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