薬物依存症回復施設に関わる者より

高相さん、こんにちは。先日も職場で、高相さんと一つ屋根の下ともに回復を継続した仲間が、私との話のなかで語っていましたよ。『刑務所でどれだけ長い期間、クスリを離れていてもそれは断薬期間には入らない。いつでも手に入れられる状態でも、やめ続けられるか?それが本当にクリーンであること。俺はシャバに出て完全に使わず、7年ほどだけど、今でも目の前にクスリ出されても、絶対にやらない!なんていえないからなあ…彼はまだまだ出てきて日が浅いのに、脱法ドラッグの店でなんか無茶すぎるだろ…』

依存症回復施設に勤務する中、回復して就労につながる人は確かにいる。ガソリンスタンド、農業、実家の料理店、タクシー運転手、介護福祉士…しかし施設につながった人数と比較すれば圧倒的に微々たる人数だ。根性論ではなく、薬物が心身両面にもたらす根気の欠如や気分体調の変動、不眠などは就労継続に大きな影響をもたらす。自分の力ではどうにもこうにも生きられなくなった時、死を選び迫るような、役たたずを抹殺しようとするような効率至上主義の日本の現在では、一度つまずいた人々を受け入れようとする職場は益々、極めて少ない。高相さんがいう、仕事がない、というのも確かなところだ。
しかし、高相さんは別なインタビューでいっていたが、同じ依存症者であらたにやってくる人々を、自らの経験をもとに施設でサポートするスタッフ研修もしていた。
生涯完治することはないが、回復はできる薬物依存症。ゆえに当事者だからこそ苦しむ依存症者をサポートできる場面がある。それを離れて仕事がないから、またクスリの売買の店にもどるのは、まだまだこれから回復にいたるまでの道は長い…と思わざるをえない。

もう一度、過去の栄光?を取り戻すために様々にチャレンジすることはいい。しかし、チャレンジは、今までなぜ元気になるためにクスリを求め、妻にもすすめたのか?なぜ高額な薬物を使ってまで元気にならなければならなかったのか?結果、何を失い、誰を傷つけたのか?なぜありのままの自分では許せなかったのか?心の何をうめるための薬物だったのか?そこを見つめる年月がなくては、公で過去を振り返り、未来を見据えて家族を語ることなどできないと思う。

また使ってもいいので、施設にきてください。やめて1日とかいう人もたくさんいます。もう一度、逮捕されすべてを失ったあの時を振り返りながら、謙虚に生きられたらら…と、我が身を重ねて思います。
威哥王
巨人倍増

ワールドカップ、ひっそりと閉幕

ブラジルが1対7の大差でドイツに対して壊滅的大敗を喫した8日の晩までは、まだ店先にワールドカップ限定メニューのポスターが貼ってあったと記憶している。それが昨晩には別のものに変わっていた。今朝、HPで確認したが、そこにはワールドカップのワの字もなかった。

決勝はこれからだというのに、マクドナルドのワールドカップキャンペーンは終了、限定メニューは、跡形もなく消えていた。

これが予定通りだったのかキャンペーンを早期終了したのかは、わからない。マクドナルドのワールドカップキャンペーンは不発で、売上は落ちていたという。最後の一週間はキャンペーン前期メニューである「ブラジルバーガー」を再販していた。ブラジルが歴史的大敗を喫した晩にキャンペーンが終わったのは、偶然なのか故意なのか?私はブラジルの大敗に、「ワールドカップに見切りをつけた」ように見えてしまう。

キャンペーンは不発だったというが、私はバーガー類は全て食べた。旨かった。チキンナゲットイタリアンバジルやベルギーワッフルは早々に品切をおこしていたので、売れなかったというのは釈然としない。

ただ、メニューの評判は、芳しいとばかりは言えなかった。ジャパンメンチやフランスコルドンブルーは好評なようだが、ドイツポークシュニッツェルは「小さい」「パンがぱさぱさ」「味が薄い」と悪評が並ぶ。ドイツの快進撃を思うと何とも皮肉だ。ちなみにシュニッツェルは向こうでたべると常に「ああ、中濃ソースが欲しい!」と感じられるもので、味が薄いのは当たり前だ。小さくはないが。

ジャパンメンチも日本が予選落ちしなければ、もっと売れたろう。

さらに「アルゼンチンバーガー」を作らなかったのは完全な誤算だ。

かくてマクドナルドのワールドカップは決勝を待たずして静かに閉幕したのであった。