病む

2ヶ月、病んでいた。今も回復していない。癌が再発したのではない。精神を病んでいるようだ。老人性鬱病に近い状況と思っている。
引越しをしてから、特に具合が悪HKUE DSEい。特に相棒と上手くいかない。喋っていても空しさだけが残る。だから沈黙する。沈黙は二人の間の溝を深め、別々の世界が出来上がってしまい、やること為すことが全てが余計空疎になる。

今までの10年以上余り電車に乗らなかった。引越した所が校外なのでよく電車に乗るようになって最近車中の様子が違うのに気が付いた。乗客の半数以上がスマホに熱中している。高校生達が数人友達同士で乗ってきても殆どお喋りをせず、めいめいがスモホを始める。赤ちゃんを抱いた若いお母さんが片手でバックを下げ、もう一方の手にスマホを持って赤ちゃんの頭を支え、座席に座るやスマホを始めた。赤ちゃんはお母さんの顔を見ない。見ないのではなくスマホで見えないのだ。赤ちゃんの目と私の目があった。私が顔を綻ばせてあやしても反応がない。暫くHKUE DSEしてそっぽを向いてしまった。最も人の顔に関心を持つ5,6月の赤ちゃんなのに…。

スマホ依存症などその弊害が指摘されるが、実際はそれ以上に人の心を蝕んでいるように思える。スマホは人々から会話を奪っている。人のつまらない話に付き合うより相手がいても、仲間がいてもそれぞれが自分の興味のあるものに熱中して、仲間が電車を降りようとするのに気がついて「じゃあ!また明日…。」と別れる。
人と人はそのコミュニケーションの仕方で認識を深めていく。人の心の綾や相手の想いや感情を直に接し、言葉を交わすことで読み取って行くものだ。見もしらない人々とブログやファイスブック、ツイッターで接して、仮想現実に身をおいて、「よかったね!」競争HKUE DSEに明け暮れ、身近な人を置き去りにしている現実を前に、病んでいるのは私だけではない!世界中が病んでいるように思える。

碁碁のパンダ

最近、AI囲碁ソフトが強くなったことが巷で話題なので少し内容を変えてブログと小説家になろうに投稿することにしました。

碁碁の美麗華旅遊糾紛パンダな対局
〜転生天才囲碁パンダVS人工知能(AI)囲碁ソフト

「かみのいって」(神の一手)とiPhoneで入力すると「上野行って」と変換される。上野といえば動物園、上野といえばパンダ……そんなことに気づいたことから始まる囲碁パンダストーリー。


オレの名は東郷剛太郎(とうごうごうたろう)、高校生。オレは囲碁の天才的な実力者だった。順調にプロ試験を勝ち抜き見事合格……ゆくゆくはタイトルホルダーか? と期待されていた。

そんな順風満帆なオレに対し囲碁の神様は何を思ったのか、プロ試験に合格した翌日、目が覚めるとオレは某動物園のパンダに転生していた。

何故パンダ?
白と黒だから?
囲碁カラーだから?
確かに可愛いが……。
生後数ヶ月の仔パンダであるオレ、その愛くるしい姿がテレビでも放送されたオレは動物園の人気者になっていた。

公募によりオレの名前は碁碁(ごご)という囲碁っぽい名前がつけられた。
そして動物園にファンからオレへのプレゼントとして高級脚付き囲碁盤と高級碁石、高級碁石入れ(碁笥)など高級囲碁セットが贈られてきた。

「碁碁ちゃんへ、頑張って囲碁を覚えてください。あなたのファンより」

すごいなパンダ(オレ)のファン……オレ人間の頃だってこんな高級囲碁セットで囲碁打ったことないよ……。

飼育員A「良かったね! 碁碁ちゃん! あなたの名前の旅遊優惠由来になった囲碁セットよ。」
飼育員B「園長さんが試しに碁碁ちゃんに本当に囲碁を打たせてみたいって言ってるんだけど……どうしよう……」
園長「ははは! なんでも挑戦だよ! さて碁碁ちゃん……ここに囲碁セットがある。どうだい? 私と一局打たないか?」

園長の棋力(囲碁の実力)がどれくらいか分からないけど、パンダの身体で囲碁が打てるのだろうか? 園長の言う通りなんでも挑戦なのかもな。

そんなわけでオレ(パンダ)は、動物園の園長と囲碁対局することになった。
いつの間にか、テレビカメラや取材陣が集まっている。

きっと何かの企画のために動物園のパンダが囲碁を打つ映像を撮りたいだけなんだろう。
だがオレは人間だった頃のクセで本気で囲碁を打ってしまった。

園長「お願いします」
オレ(パンダ)「クークー(お願いします)」

パンダなのでパンダ語でしか挨拶出来ないのが心苦しいが、オレはパンダ特有の細長い爪で器用に碁石を持ち、パンダとは思えない美しいフォームで鮮やかな囲碁を打っていった。

園長「……! この実力は? !」

園長が驚いている……無理もないか、普通の仔パンダのオレが囲碁のプロ試験合格者の実力があったら驚くよな。個人的には園長の囲碁の棋力(囲碁の実力)が高くてそっちに驚いたが……。

園長「……ありません。私の負けです!」
オレ(パンダ)「クークー(ありがとうございました)」

園長が投了(降参)し対局はオレの中押し勝ちとなった。

『囲碁が出来るパンダ現る!しかも強いらしい』

この対局の様子は各ニュース番組のほのぼのニュースコーナーでたくさん取り上げられた。
この時点では、動物園の園長が仔パンダのオレの売り込みのためにわざと投了(降参)したものだとほとんどの人が考えていた。

しかし……

園長「先生、この棋譜を見てください。これはウチの動物園のTAFE 課程 香港仔パンダ碁碁(ごご)と私が対局した時のものです。すごいと思いませんか?碁碁はまだ仔パンダなのにしっかりとした囲碁が打てる。手を抜いていたとはいえまさか元学生アマタイトル取得者の私を投了させるとは……」