ストーリーラインとエンディング

また、ストーリーラインとエンディングはは大きく3つに分かれますが、その過程はプレイヤーの選択の数だけ無数に存在します。また、どれが真のエンディングということでもないと強調されました。こうしたアドベンチャーゲームのスタイルは、同社にとっても、また日本のユーザーにとっても、慣れ親しんだものだといえるでしょう。

ゲームの舞台となるデトロイトは、レーザーガンも空飛ぶ車も登場しない。そのかわりに職業や分野別に特化した、さまざまなアンドロイドが製造され、一般社会に普及(=人々の仕事がアンドロイドに取って代わられつつある)しています。彼らは青い三角形のバーコードを胸に貼られ、機械として扱われています。ところが数名のアンドロイドが自分自身を破壊したり、人間を殺害し始めます。そして人間とアンドロイドの間で緊張が高まり…という設定です。



このように本作のテーマは「テクノロジーがもたらす人間社会への影響、そして人間性とは」とでもいったところ。これを人間社会から機械として扱われ、自我を持たない(はずの)アンドロイドの視点を通して体験していきます。「本作は機械や技術ではなく、結局は私たちについての物語なのです」(Cage氏)。プロ棋士を打ち負かすなど、AI技術が急速な進化を見せつつある現状をふまえたテーマ設定だといえます。

一方で前述のエピソード中、ダニエルは「これまで奴隷のように扱われてきた。次は自分が決める番だ」と言い残してビルから飛び降ります。また、二本のトレーラーでは、カーラとコナーの「これは私たちのストーリー」という台詞で終了しました。アンドロイドが自我にめざめ、人生の決断を下していく。そしてそれはゲームならではの(=プレイヤー自身の決断によって切り開かれる)ストーリーである。ここに本作のテーマが集約されているといえるでしょう。
エコーオブソウル RMT
Comment
name:

comment:

Trackback
この記事のトラックバックURL
http://i.anisen.tv/trackback.php/iloveyou/23687