仕事用の機材

仕事に自分で買った機材を持ち込んで使う、ということはよくあることだろう。
たとえば事務系の人なら文房具。
会社から支給されもするが、書き味やら見た目やらで自分でお好みのものを買う人はいるだろう。
家でも仕事の続きをしたいし、アソビにも使うからとパソコンを買う人もいるだろう。

山の仕事では、それが草刈り機だったりする。
会社の機材は古く、これがまた重い。
「これはいいよ」と言う個人所有の草刈り機を使わせてもらったことがあるが、その使い心地は雲泥の差であった。
軽い!のである。
これなら急斜面を這い上がるのも楽であろう。

しかし、草刈り機か…
とも思う。
お気に入りの文房具なら「あり」だと思う。
所詮数百円の世界だし。
パソコンも、高いがやはり「あり」だ。
でも草刈り機となるとねえ…
いや、一日使うものだし確かに軽くて燃費の良い機械は良いと思う。
仕事もはかどるし。
なんだろう、このいまひとつ乗り気のさせてくれない感じは。

パソコンがだいたい10万円とする。
買ったとしても会社がその費用をいくらか負担してはくれない。
会社支給のパソコンでだって仕事はできる。そこをあえて私費で買う。
自分ならこの流れに違和感はない。
パソコンなら欲しいと思わせる。
草刈り機は良い奴で7万円ほどだろうか。
あれば草刈りが楽だ。作業量も増える。買う値はあるだろう。
でもなあ、草刈り機か…などと踏みとどまってしまう。

なんかこうパッと華やぐ感じがない。
自分で買うほどの気持ちになれない。
古くて重いが会社の機材で我慢すっか、となる。
もうすこし仕事を続ければ「やっぱ買おうか」と心境の変化は訪れるのだろうか。