卒業面

この記事の内容が、私には全く理解できない。
ビグレックス
まず、「女子高生が妊娠」しているというのは、かなりショッキングなことではないかと思うのだが、そこはスルーされている。「退学処分」にはなっていないところを見るとこの妊娠は不純異性交遊の結果としての、望まれないものではなく、女子高生は正式に結婚しているのであろう。しかし、そうだとしても、休学したくない、補習は受けられない、「1」で卒業させろというのは、私には、身勝手極まりない暴論としか思えない。妊娠と病気は違う。本人あるいは「夫」にかなり計画性が欠けていたことが今回の件の原因なのだから、一年休学した上で、きちんと単位をとって卒業するのが筋だろう。
男宝
さて、明治時代の女学校では、在学中に結婚する例は少なくなかった。その場合には退学するのが常であった。良家の子女である彼女らにとっては学問を修めることより良縁の方が大切だと世間も本人たちも考えていた。口の悪い世間は、在学中に結婚に至らず卒業するような女学生は女性としての魅力が乏しいのだと陰口を叩き、「卒業面(そつぎょうづら)」などという言葉もあった。つまりはブスだから貰い手が無いのだ、というわけだ。

今思えば、トンでもない言い種である。

それから百数十年、在学中に妊娠しても卒業するまで在学するというのは、良いことなのではあろう。ただし、卒業するなら単位はキチンととってもらわなければならない。それが人の子の親となるべき者のとるべき道というものだろう。狼一号