障害者の就労体験所を開設 北九州市役所内に

北九州市は障害者の一般企業への就職を支援しようと、ビジネスマナーや業務の経験を積んでもらう「障害者ワークステーション北九州」を市役所内に開設した。嘱託職員として雇用された知的障害、精神障害を持つ3人が作業に従事している。市障害者就労支援室は「様々な仕事を体験し、民間への就職に生かしてほしい」としている。

 同ステーションは市の各部署から資料のコピーや封入、データ入力など簡易な業務を受け付ける。3人は専任指導員の指導を受けながら作業にあたり、ビジネスマナーやコミュニケーション力を身に着けるため、障害者自らが各部署に出向き、業務の受注や納品も行っている。
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 3人が作業に集中できるよう、机は壁際に配置した。そのうちの1人で、コミュニケーションが苦手という女性(26)は「いろいろな人と話せるようになりたい」と意気込んでいた。

 今後は障害者に力を発揮してもらう工夫や指導方法を民間に紹介し、障害者の雇用促進も目指す。7月に同ステーションを視察した北橋健治市長は「多くの人と関わりながら仕事をしてほしい」と話していた。