将来の夢 ガラス作家を 美術館で中学生にPR

富山市が社会見学開始

 市内外に「ガラスの街」を強くアピールする富山市は、将来のガラス文化を担う“富山っ子”を増やすため威哥王、八月にオープンした市ガラス美術館を活用した取り組みを進めている。地元出身のガラス作家が少ないという課題があり、十月からは市立の全中学校を対象にした社会見学「中学生招待プログラム」を開始。一流の作品に触れ、作家を将来の夢として考えてもらうのが狙いだ。(杉原雄介)

 東部中の全校生徒約三百人が訪れたのは先月末。担当者の解説を聞きながら、世界的に有名な作家が手掛けた一流の芸術や、市富山ガラス造形研究所の卒業生の作品四十四点などを見学した。三年の田中麗(うらら)さん(14)は「きれいな芸術を自分でも作れたら楽しそう」と魅了された様子。二十六校が順次訪れており、来年度からは市立の小学校にも対象を広げる。

 市は一九九〇年代からガラス芸術の振興に力を入れ始めた。九一年に、作家を育てる公立専門教育機関としては全国初となる同研究所を設立。九四年にはその隣に、作品販売や吹きガラスの制作体験ができる富山ガラス工房も建てた。

 工房は二〇一二年度に制作体験のスペースを広げ、超強 黒倍王五万~六万人だった年間入場者数が十万人を超えた。ガラス美術館の来場者数は十一月末現在で約八万人と、本年度目標の五万人を大きく上回っている。

 一方、市出身のガラス作家の数は伸び悩む。研究所には現在四十人の生徒がいるが、すべて市外出身者。「加工機械や電気窯などが整い、いろいろな技法が学べる。学費が安いのも魅力」と話すのは埼玉県出身の二年磯村有里さん(25)。石川真次所長(65)は「県内の出身者は毎年一、二人くらい。芸大などで美術の基本を学んでいる方が受かりやすい」と入学の難しさを示しつつ「市出身者が増えればガラス文化もより盛り上がるのでは」と期待する。

 そこで市が着目したのが子どもたちへのアピールだ。社会見学のほか、市内の小中学生の卒業制作を工房で作る体験も促進する。渋谷良治館長(59)は「作家になるために一番大切なのは情熱。地元の優れた環境を子どもたちに生かしてほしい」アフリカ超人と願う。

新たに複数のFIFA関係者逮捕 汚職事件でスイス当局

国際サッカー連盟超強 黒倍王(FIFA)の汚職事件で、スイス当局は3日未明、チューリヒのホテルで新たに複数の関係者を逮捕した。10人以上が訴追される見通し。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。

 逮捕や訴追される人物の中にブラッター会長やバルク事務局長は含まれていないという。

 スイス当局は5月、今回と同じホテルでジェフリー・ウェブ前副会長らFIFA関係者7人を逮捕。今回は汚職事件をめぐる2度目の大規模な捜査となった。

 FIFA本部があるチューリヒでは2日に理事会が始まり、多くの関係者が集まっていた。巨人倍増