羽生の魅力 芸術で発信 出身20代男女4人「HANE」結成から1年
大学や大学院で芸術を学んだ羽生市出身の二十代の男女四人がアートを通して同市の魅力を発信しようと、研究会「HANE」を結成して活動している。市民がリレー形式で文章をつなぎ、物語を紡ぐアートプロジェクト「『あ、』『うん。』」などを展開。メンバーたちは「市民と協力して何かをつくり、わくわくできることを提供したい」と意気込んでいる。 淫インモラル
メンバーは映像・デザインを手掛ける田村基さん(27)、書家の白石一貴さん(28)、金工作家・デザイナーの鈴木れあ璃(り)さん(27)、木工に携わる鈴木潤吾さん(28)。四人は羽生市立西中学校の同級生で、それぞれ東京造形大大学院、新潟大大学院、武蔵野美術大、東京理科大大学院を卒業、修了した。
昨年十二月、田村さんと白石さんが市内のコンビニで偶然再会したのが結成のきっかけだった。田村さんは当時、就職活動中。白石さんは高校教師を辞めて一年半がたっていた。「芸術で食べていけないか」と話し合った。交流サイト「フェイスブック」で近況を知らせるうちに、ほかの二人も加わった。
学業や就職のため羽生市をひととき離れ、戻ってきた四人。芸術の道で生きていくことを目指すとともに、それぞれの得意分野を生かして「生まれ育ったまちに貢献したい」。三便宝そんな思いを胸に今年一月にHANEを結成した。四月には四人の活動を伝えるウェブマガジン「HANEの手帖(てちょう)」を開始。オープンガーデンなど地域の話題を取材し、まちの魅力的な人々を紹介している。
十月には市内の公園などで、お気に入りのおもちゃや人形の写真を撮影するワークショップを初めて開いた。普段何げなく目にしている物や身近にある物を使って作品を創造する楽しさを実感してもらうのが目的。参加者は四枚の写真を撮り、想像を巡らせてストーリーを書き込んだ。
現在進めている「『あ、』『うん。』」のプロジェクトは、さまざまな人の文章をつないで一つの物語を完成させる試みだ。
タイトルは「羽生物語」。市内在住、在勤、在学の人を対象に参加を募っており、HANEのメンバーが参加者一人一人に会い、原則四百字以内の文章を自筆で書いてもらう。その際は、前の書き手の文章しか読むことができない。これまでの参加者は十五人ほどで、目標は百人だ。
結成から一年がたつ。鈴木れあ璃さんは「いろんな人とつながりができた。『元気になった』と言ってもらえるとうれしい」と振り返る。来年は二月に二回目のワークショップを計画している。田村さんは狼一号「常に新しいことに挑戦していきたい」、白石さんは「作家として頑張り、この一年で関わった人たちとの輪をもっと広げていきたい」と意欲を見せている。
メンバーは映像・デザインを手掛ける田村基さん(27)、書家の白石一貴さん(28)、金工作家・デザイナーの鈴木れあ璃(り)さん(27)、木工に携わる鈴木潤吾さん(28)。四人は羽生市立西中学校の同級生で、それぞれ東京造形大大学院、新潟大大学院、武蔵野美術大、東京理科大大学院を卒業、修了した。
昨年十二月、田村さんと白石さんが市内のコンビニで偶然再会したのが結成のきっかけだった。田村さんは当時、就職活動中。白石さんは高校教師を辞めて一年半がたっていた。「芸術で食べていけないか」と話し合った。交流サイト「フェイスブック」で近況を知らせるうちに、ほかの二人も加わった。
学業や就職のため羽生市をひととき離れ、戻ってきた四人。芸術の道で生きていくことを目指すとともに、それぞれの得意分野を生かして「生まれ育ったまちに貢献したい」。三便宝そんな思いを胸に今年一月にHANEを結成した。四月には四人の活動を伝えるウェブマガジン「HANEの手帖(てちょう)」を開始。オープンガーデンなど地域の話題を取材し、まちの魅力的な人々を紹介している。
十月には市内の公園などで、お気に入りのおもちゃや人形の写真を撮影するワークショップを初めて開いた。普段何げなく目にしている物や身近にある物を使って作品を創造する楽しさを実感してもらうのが目的。参加者は四枚の写真を撮り、想像を巡らせてストーリーを書き込んだ。
現在進めている「『あ、』『うん。』」のプロジェクトは、さまざまな人の文章をつないで一つの物語を完成させる試みだ。
タイトルは「羽生物語」。市内在住、在勤、在学の人を対象に参加を募っており、HANEのメンバーが参加者一人一人に会い、原則四百字以内の文章を自筆で書いてもらう。その際は、前の書き手の文章しか読むことができない。これまでの参加者は十五人ほどで、目標は百人だ。
結成から一年がたつ。鈴木れあ璃さんは「いろんな人とつながりができた。『元気になった』と言ってもらえるとうれしい」と振り返る。来年は二月に二回目のワークショップを計画している。田村さんは狼一号「常に新しいことに挑戦していきたい」、白石さんは「作家として頑張り、この一年で関わった人たちとの輪をもっと広げていきたい」と意欲を見せている。
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- 2015-12-29 11:47:04