歳をとるとなぜ時間は速くなるのか

時間が速く過ぎるとかゆっくりだとかいう。
時間の速度は、主観的(心理的)持続の長さと客観的時間の長さとのズレだ。催情粉
待っている人がなかなか来なくてイライラしているときは、時間は遅く流れる。10分が30分に感じられる。
逆に10分くらいと思っていたに楽しい会話にわれを忘れ時計をみると30分経っていた。30分が10分のように感じられたのだ。

歳をとると時間はだんだん「速くなる」傾向がある。えっ、もうそんなに経ったのか!
1日のみならず1カ月更には1年は矢のように過ぎていく。
ただし、先の例のように現在の持続感の場合は年齢と関係がない。どんなに歳をとっても、やはり人を待つ場合は時間はゆっくり流れ、楽しい時間は速く流れる。
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なぜ過去の持続感の場合は時間は速く流れるのか。
ここに記憶が関係してくる。主観的時間が記憶に結びついている場合われわれは鮮明な記憶を近いとみなしてしまい、ぼんやりとした記憶を遠いとみなしてしまう。
歳をとると総じて記憶は鮮度を失うが、そんな中にわずかに鮮明な記憶の火が灯っている。すると他の部分がぼんやりしているから、その火が非常に近いものに思われてくる。20年前の息子の小学校の入学式が去年のようにおもいだされる。
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歳をとると日常生活は定型化し、新鮮な感動も忘れ、つまりうまく生きていく習慣が蓄積される。習慣の蓄積によってあまり考えなくても、あまりわくわくしなくとも新しい事態に対処できるようになる。
しかし、スムーズに抵抗なく生きることができればできるほど、それらの記憶は互いに区別がつかなくなり、定型のうちに埋没していく。
こうして身に付けた生活の知恵がわれわれの命を縮める元凶となる。
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