家庭で入浴中に溺死4866人、9割が高齢者

おととし、家庭で入浴中に溺死した人がおよそ5000人に上り、このうち9割が高齢者だったことがわかりました。消費者庁は、冬場に事故が多発しているとして、注意を呼びかけています。
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 消費者庁によりますと、2014年の家庭の浴槽での溺死者数は4866人で、このうち9割が65歳以上の高齢者でした。10年前に比べておよそ1.7倍に増加しています。

 厚生労働省の研究班の調査では、溺死以外の病気や事故なども含めると、入浴中の事故死は年間1万9000人に上るとみられます。入浴中の事故は冬に多く、急激な温度変化で血圧が大きく変動して失神し、浴槽で溺れるなどのケースがあるということです。
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 安全な入浴方法の目安は「41度以下で10分未満」とされますが、消費者庁が実施したアンケートでは、42度以上のお湯に入る人がおよそ4割、10分以上浴槽に入る人はおよそ3割に上っています。

<大阪・切断遺体>被害女性の夢は「父と花屋」

大阪府門真市のマンションで切断された遺体が見つかった事件で、大阪府警は3日、遺体の一部をDNA型鑑定した結果、昨年12月24日から行方不明になっていた生花店のアルバイト店員、渡辺佐和子さん(25)のものと一致したと発表した。「なぜ娘が事件に巻き込まれなければいけなかったのか」。愛媛県西部で暮らす渡辺さんの父親は3日、取材に応じ、悔しさをにじませた。渡辺さんの行方が分からなくなってから10日。無事を信じ続けた家族らの祈りは届かなかった。
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 渡辺さんは昨年3月まで父親と同居していた。大阪府門真市のシェアハウスに移り住み、東大阪市内の生花店でアルバイトをしていた。父親も以前、生花店で働いていた。渡辺さんは「いつか大阪で一緒にお花屋さんをやりたいね」と話していたという。

 動物が大好きだったという渡辺さん。シェアハウスでも白いポメラニアンを飼い、近所によく犬と散歩に出掛けていた。人なつっこい笑顔で、礼儀正しい女性として知られていた。父親宅には数日前、あるじを亡くしたポメラニアンが戻ってきた。
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 「人の不幸の上に幸せを築こうとした犯人が許せない」。父親は娘の無念を絞り出すような声で代弁した。

 同級生らによると、渡辺さんは通っていた松山市内の中学校と高校でバドミントン部に所属。試合に負けると、反省点や自分の思いを熱心にメモに書き、他の部員と意見をぶつけ合った。高校時代の顧問だった男性は「本当に真面目で、ムードメーカー的な存在だった」と振り返った。

 幼なじみの女性(25)は事件発覚後、友人から「行方不明の女性が佐和子かもしれない」と聞いた。「佐和子ー!?」。渡辺さんの携帯電話に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で安否をたずねるメッセージを送ったが、返信はなかった。女性は「何かの間違いであってほしいと願っていたのに……。信じたくない」とすすり泣きながら話した。