パスポートを取り上げられて買い物させられる爆買い格安ツアーの実態

東京や大阪などで、今や日常風景となった中国人観光客の爆買い。しかし中国本土では、格安ツアーで無理矢理に近いかたちで買い物をさせられている実態が、たびたび問題になっている。
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 昨年から盛り上がった爆買いは、もはや一過性のブームではなく、すっかり定着した現象と言っていい。中国人たちは日本製品の良さを知っており、「日本人が使っているものを買いたい」と熱烈に思っている。しかし、彼らの動向を詳しく調べていると、自由度を極端に縛られ、ひたすら買い物をさせられる、という格安ツアーに疲弊している現状が見えてくる。

 毎日昼下がりになると、銀座には大型バスが何台も乗り付け、中国人観光客を大勢降ろす。大量の荷物を抱えて地べたに座り込む人もおり、「中国人は行儀が悪い」と思っている日本人も少なくないだろう。ある日、私がそうした中国人に声をかけてみたところ、「12時から、かれこれ5時間も銀座にいる」と疲弊した顔で打ち明けてくれた。
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 日本語ができないから、カフェで休憩することもままならないし、「ツアーバスから離れすぎて、乗り遅れたら大変だから、あまり遠くには行けない」と言う。

 彼らが利用しているツアーは、いわゆる格安だ。6日間の滞在で約7万円といった具合で、旅行代理店が普通に商売をすれば間違いなく赤字。そこで、免税店やドラッグストアなどと交渉し、客を送り込む代わりにキックバックを払ってもらう、というビジネスモデルが横行しているのだ。

世界最大のサンゴ礁で大量死、豪政府が緊急対応

世界最大のサンゴ礁であるグレート・バリア・リーフで過去に例をみない大量死が起こっていると報告され、オーストラリア政府は急きょ最高レベルの対応を決定した。

 グレート・バリア・リーフの北端に当たるヨーク岬周辺海域でダイビング調査を行ったところ、サンゴが白く変化する白化現象により、死亡率が50%にも上っていることが明らかとなった。政府の発表によると、最も可能性が高い原因は海水温の上昇だという。
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「サンゴ礁の中でも特に最北端のサンゴは、この夏の猛烈な暑さによって何カ月も温かい海水にさらされ、熱ストレスがもはや限界に達しています」グレート・バリア・リーフ海洋公園管理局の局長ラッセル・ライヒェルト氏は声明でそう語った。

 サンゴの白化現象は海水が高温になると発生する。ある温度以上の海水温が続くと、普段はサンゴの体内に共生している褐虫藻と呼ばれる極小の藻類が、死んだり、体外に排出されたりする。褐虫藻はサンゴの栄養の主な供給源であり、また鮮やかなサンゴの色の源でもある。海水温が早めに下がればサンゴは回復するものの、さもなければ死に至る。
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 これは、オーストラリアに限らず世界中で起こっている現象だ。昨年1年間で、世界のサンゴ礁の約12%がエルニーニョや気候変動によって白化し、そのうち半分近くの1万2000平方キロ(サンゴ礁の5%以上)は、永久に失われてしまうとも予測されている。この温暖化傾向は今年いっぱい続くと見られており、史上類を見ない世界規模での白化現象の長期化につながる恐れもある。

 オーストラリア政府は今回の報告を受けて、サンゴ白化対策レベルをレベル3に引き上げた。これによって、同国北東部沿岸2000キロに伸びる総面積34万4400平方キロの広大なグレート・バリア・リーフ全体へ調査範囲が拡大されることとなる。サンゴ礁は、ダイビングスポットや観光地として、同国の経済に年間30億ドル以上の収入をもたらしている。

松岡修造「“くいしん坊”は天職です」出演800回達成

フジテレビの長寿番組「くいしん坊!万才」(月曜後9・54、関東ローカル)で11代目くいしん坊を務める松岡修造(48)が、14日放送回をもって出演回数800回を突破する。
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 熱い修造節で日本中の郷土料理を伝えてきた松岡。先月、歴代くいしん坊たちの出演回数を超え単独トップとなったばかりだが、「回数を気にしたことがなかったので、特別な思いはない。795回で歴代1位になったときもスタッフに教えられて『あ、そうなんだ』という感じ」と淡々としたもの。

 しかし「放送800回を日に直すと800日。続けて旅するとつまり2年以上を食べ歩いたことになるから、これはすごいことなんだと思った」と感慨深げだ。
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 “くいしん坊”リポーターは「天職」と自負する。長く続ける秘訣(ひけつ)は「強いていえば、毎回の取材を“新鮮な気持ち”でできること。これは僕のひとつの才能かもしれない。五輪の応援とか長時間何かをやっていても飽きることはない。いつもフレッシュな気持ちで物事に向き合えますから」と笑顔を見せた。

 2000年から担当し、04年に47都道府県を全制覇した。16年間継続してきたが「すべてもう一度行ってみたい」と話し、特に印象に残っている料理は「新潟県の“ぬか釜炊きご飯”」(13年8月放送)を挙げた。「おいしくて何杯おかわりしたことか。他の料理には最後まで手をつけずに、ご飯だけで1話が終わってしまったという思い出ですね」と振り返る。

 14日放送では、岩手県盛岡市の短角牛を紹介する。かみしめる食感とうまさを味わう牛肉をどのようにリポートするのか。松岡は「これからももっともっと日本を感じたい」と元気いっぱいだった。

米大統領選、「スーパーチューズデー」決戦へ

アメリカ大統領選に向けた指名候補レースで12の州が一斉に予備選挙に臨む「スーパーチューズデー」は、日本時間の1日夜です。最大の票田テキサス州から報告です。
夜夜堅
 強硬な保守層で知られるクルーズ氏は、テキサス州で最大、全米でも4位の人口を誇るヒューストン市が地元で、指名獲得の可能性を残すには圧勝したいところですが、力強さに欠けています。

 「我々には勢いがあります。これは普通の選挙じゃないんです。忘れずに投票を」

 レース全体でトップに立っているトランプ氏が、テキサス州でも10ポイント以内で粘っていて、そのほか多くの州でも首位をキープしています。
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 「明日、皆さんの支援が必要なのです。皆さんが投票に訪れるのを期待しています」(ヒラリー・クリントン前国務長官)

 一方、民主党ですが、黒人層を中心に、夫のビル・元大統領の時代から「クリントン家」の人気が高い南部の州が多いだけに、クリントン前国務長官が優勢を保っています。逆に緒戦アイオワでほぼ同点、2ラウンド目では圧勝し旋風を起こしたサンダース上院議員は、地元バーモント州では完勝が濃厚なものの、全体としては伸び悩んでいます。

 トランプ氏、クリントン氏がこのまま独走態勢に入れるのか。序盤の天王山「スーパーチューズデー」は、日本時間の1日深夜に投票が始まります。