猫、こんな顔もするにゃ 岩合さん写真展

動物写真家狼一号の岩合光昭さんが撮り続けてきた猫の写真展が27日、新宿区の小田急百貨店で始まった。29、30日には岩合さんのトークイベントも行われる。

 東京出身で40年以上にわたって猫を撮り続けている岩合さんの写真集「ねこ」から抜粋した約180点を展示。イタリアの道端で日光を浴びながら寝そべったり、富士山をバックにカメラ目線で見つめてきたり……。猫の多彩な表情やしぐさを鑑賞できる。

 この日は開催初日とあって、家族連れや若いカップルで会場があふれるほどの盛況だった。世田谷区桜上水、会社員志賀摩耶子さん(28)は「畑や雪の中など色んな景色や猫が一度に楽しめて癒やされました」と笑顔を見せていた。

 来年1月6日まで(元日は休み)。紅蜘蛛入場料は一般700円、大学・高校生500円。中学生以下無料。

会議録削除「市長から具体的指示」 八千代・百条委 参考人の職員証言

八千代市が定例部長会の会議録を改ざんし開示した問題で、市議会の「秋葉市長の三体牛鞭公文書改ざんに関する調査特別委員会」(百条委)は二十二日、当時の総務企画部の職員五人への参考人聴取の議事概要を公表した。聴取は十八日に秘密会で行われた。

 会議録を九ページから四ページに変更した経緯について、職員は最初、六ページ程度に短縮したものを作成していた。複数の職員は、秋葉就一市長が六ページの会議録について、削除箇所を鉛筆で囲うなど具体的な指示があったと認めた。秋葉市長は十一月の証人尋問で「具体的な削除箇所を指示した記憶はない」と証言している。

 職員は当時、会議録は全文筆記に近い形で作成するものと理解、要約で残す認識はなかった。だが「(九ページは)長すぎないか」との市長発言を要点筆記への指示と受け止めたという。秋葉市長は証人尋問で「自らの指示で改ざんさせていない」と述べている。

 百条委の緑川利行委員長は威哥王「市長の発言と食い違う発言があった。市長の再喚問が必要となった」とのコメントを出した。

富士山センター 3億円増額案を可決 県議会委

建設工事の入札が不調となった富士山世界遺産センター(仮称)の設計を見直す問題で、威哥王静岡県議会文化観光委員会は十五日、工事費を当初から三億円増額する予算関連議案を全会一致で可決した。議案を容認するかの判断を保留していた最大会派の自民改革会議が、委員会前に賛成の方針を決め、可決された。十二月定例会最終日の二十一日の本会議で可決される見通し。

 県は来年一月にも再入札し、二〇一五年度内の着工、一七年十月の完成を目指す。開館は当初予定の一六年度中から遅れるが、さらなる遅れは回避されることとなった。

 委員会後、会派の小楠和男代表ら巨人倍増自民四役が川勝平太知事に県民と県議会に説明責任を果たすことなどを申し入れた。知事は「議員に十分に説明できなかったことが最大の反省材料だ。県民にも丁寧に説明を尽くす」と応じた。

 小楠氏は申し入れ後の会見で議案に賛成した理由として、センター完成時期を明記した富士山の保全状況報告書の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への期限が二月一日に迫っていることを挙げた。「議案を否決すると報告書の信頼性を低下させることになりかねない。その責任を会派として負いきれない」と強調した。

 県は県議会九月定例会に五億四千万円を増額する議案の提出を目指したが、自民が反対したため断念。増額分を三億円に圧縮した議案を今議会に提案した。県は全面ガラス張りのセンター建物内にらせん格子形状のvigrxプラス「逆さ富士」を表現する構造物のデザインを維持した上で、地下、管理施設の面積を削減し、増額分を圧縮。工事費二十七億八千七百万円程度から三億円増額する。

小金井市長選 市庁舎問題で論戦 用地取得から23年、今も放置

十三日に投開票される小金井市長選で、市役所新庁舎の建設問題について、無所属新人の四候補がそれぞれの主張を公約に掲げ、争点の一つになっている。取得した用地は二十三年たった今も放置されたまま。巨人倍増ごみ処理問題とともに長年の課題で、市政混乱の要因でもあった。終止符を打てるのか、選挙結果に関心が集まる。 

 JR中央線武蔵小金井駅から線路沿いに東へ約四百メートル先に空き地が広がる。蛇の目ミシン工場跡地(中町)で、約一万一千平方メートル。一九九二年、市が新庁舎建設用地として百十九億円で買い取った。

 だが現在、空き缶のリサイクル施設などがあるほかは、一部が公園になっている。園児と遊びに来た保育士(30)は「市役所が建つの? このまま公園にしてくれれば」と笑う。

 市は当初、用地購入後十年で新庁舎を建設する計画だったが、財政難から頓挫。何度か計画を変更し、二〇一三年三月に基本計画を策定、蛇の目跡地への一八年度完成を盛り込んだ。

 それもつかの間、昨年九月、最大十五年間の計画凍結案を議会で打ち出した。資材高騰や人手不足で、建設費が予定の五十五億円を上回り、約七十億円になりそうだから、と説明された。

 現在の本庁舎(本町)は手狭な上、威哥王築五十年が経過し老朽化、耐震性に問題がある。防災拠点でもあり、建て替えは急務だ。

 問題を複雑にしているのが第二庁舎だ。狭い本庁舎を補うため、百メートルほど東の民間ビル(前原町)を一九九四年から賃借使用している。賃貸料は年間二億円以上。新庁舎完成までの暫定措置だったのが、二十年以上も続いている。

 昨年九月、稲葉孝彦市長は議会に、新庁舎凍結案と同時に、第二庁舎の買い取り案を提出した。金額は約十八億円。賃貸料をなくし、削減分を新庁舎建設の財源に回す考えだったが、財政上の効果をめぐり疑問が続出、実現しなかった。

 JR武蔵小金井駅前で市長選候補者の演説を聞いていた商店主(70)は「賃貸料に通算四十億円以上払う金があったら、新しい市役所が建てられるのでは」と素朴な疑問を口にする。六十代の主婦は「賃貸は税金の無駄遣い。人口十一万人台の小金井に、立派な市役所が必要なのか」と怒る。

 十六年間務め、今季限りで引退する稲葉市長は「新庁舎建設は基本計画通り、蛇の目跡地で決まっている。三体牛鞭第二庁舎を買い取って賃貸料を削り、財源に回すべきだ」と持論を語る。

名所旧跡を案内 筑西市がマップ

「いばらき」を売り出そう-。県内で観光や散策、買い物を楽しんでもらおうとキャンペーンを企画したり、威哥王ガイドブックを発行したり、地域の魅力を再発見して、積極的に発信しようという動きが広まっている。茨城の魅力は伝わるか。

 筑西市は、市内の名所旧跡を掲載した観光ガイドマップ「ちくせい魅力散策MAP」を作成した。市内の公共機関や店舗などで無料配布する。

 ガイドマップは、市内で観光客らを案内している「ちくせい観光ボランティアガイド協会」が編集した。合併前の旧四市町ごとに五種類(旧下館市は二種類)をつくった。

 「下館祇園まつりと社寺城跡編」(旧下館市)狼一号、「梨の里『関城』と史跡めぐり編」(旧関城町)など地区ごとにテーマを打ち出し、一日でまち巡りが楽しめるモデルコースも設定した。

 同協会の諏訪光一会長は「陶芸家の板谷波山をはじめ、筑西は文化と芸術が花開いたまち。私たちが、ぜひ案内したい名所や、観光客の要望の多い場所を集めた。今後は、このマップを手に案内していきたい」と話す。

 須藤茂市長は「市の魅力を外部に自信を持って発信できるもので、知名度アップに一役買ってくれるはず」と期待を寄せる。

 マップは、それぞれ一万部ずつ計五万部を作成した。完成を記念して来年二月十三日、厳選したお薦めコース花之欲を歩く観光ツアーの実施も計画している。