富士山センター 3億円増額案を可決 県議会委
建設工事の入札が不調となった富士山世界遺産センター(仮称)の設計を見直す問題で、威哥王静岡県議会文化観光委員会は十五日、工事費を当初から三億円増額する予算関連議案を全会一致で可決した。議案を容認するかの判断を保留していた最大会派の自民改革会議が、委員会前に賛成の方針を決め、可決された。十二月定例会最終日の二十一日の本会議で可決される見通し。
県は来年一月にも再入札し、二〇一五年度内の着工、一七年十月の完成を目指す。開館は当初予定の一六年度中から遅れるが、さらなる遅れは回避されることとなった。
委員会後、会派の小楠和男代表ら巨人倍増自民四役が川勝平太知事に県民と県議会に説明責任を果たすことなどを申し入れた。知事は「議員に十分に説明できなかったことが最大の反省材料だ。県民にも丁寧に説明を尽くす」と応じた。
小楠氏は申し入れ後の会見で議案に賛成した理由として、センター完成時期を明記した富士山の保全状況報告書の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への期限が二月一日に迫っていることを挙げた。「議案を否決すると報告書の信頼性を低下させることになりかねない。その責任を会派として負いきれない」と強調した。
県は県議会九月定例会に五億四千万円を増額する議案の提出を目指したが、自民が反対したため断念。増額分を三億円に圧縮した議案を今議会に提案した。県は全面ガラス張りのセンター建物内にらせん格子形状のvigrxプラス「逆さ富士」を表現する構造物のデザインを維持した上で、地下、管理施設の面積を削減し、増額分を圧縮。工事費二十七億八千七百万円程度から三億円増額する。
県は来年一月にも再入札し、二〇一五年度内の着工、一七年十月の完成を目指す。開館は当初予定の一六年度中から遅れるが、さらなる遅れは回避されることとなった。
委員会後、会派の小楠和男代表ら巨人倍増自民四役が川勝平太知事に県民と県議会に説明責任を果たすことなどを申し入れた。知事は「議員に十分に説明できなかったことが最大の反省材料だ。県民にも丁寧に説明を尽くす」と応じた。
小楠氏は申し入れ後の会見で議案に賛成した理由として、センター完成時期を明記した富士山の保全状況報告書の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への期限が二月一日に迫っていることを挙げた。「議案を否決すると報告書の信頼性を低下させることになりかねない。その責任を会派として負いきれない」と強調した。
県は県議会九月定例会に五億四千万円を増額する議案の提出を目指したが、自民が反対したため断念。増額分を三億円に圧縮した議案を今議会に提案した。県は全面ガラス張りのセンター建物内にらせん格子形状のvigrxプラス「逆さ富士」を表現する構造物のデザインを維持した上で、地下、管理施設の面積を削減し、増額分を圧縮。工事費二十七億八千七百万円程度から三億円増額する。
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- 2015-12-16 15:23:17