野火25件 10年で最多 3月、県まとめ
県内で3月に起きた野火の件数が25件に上り、過去10年で最多を記録したことが、県のまとめで分かった。威哥王多くがたき火や野焼きが燃え広がるケースで、県危機管理課は暖冬で雪解けが例年よりも早く、野外で剪定した枝などのゴミを燃やす人が多いのが増加の要因とみている。同課は「梅雨入りする6月頃までは火の回りが早いので、警戒が必要」と注意を呼びかけている。
同課がまとめた速報値によると、過去5年間、1~3月に起きた野火や林野火災の件数は5~15件で推移していたが、今年は31件発生している。
県は2015年度から、1週間に野火と林野火災が10件発生すると多発警報を出して注意喚起している。今年は3月19日と31日の2回、発令した。27~30日に村山・置賜地方で相次いだ野火10件のうち、7件はたき火が原因で、周囲の草木に燃え移って野火となった。
例年、野火や林野火災は雪解けが進んで空気が乾燥する4、5月に集中している。同課は、今年は暖冬による少雪で雪解けが例年よりも早く、田畑や庭で剪定した枝やゴミを燃やす人が増えていることが、巨人倍増3月に集中した原因とみている。気象庁によると、今年は3月の降水量が県内28の全観測地点で減少し、空気が乾燥しているという。
野焼きで燃やされるのは、果樹を剪定した枝が多い。果樹栽培が盛んな村山地方では山形、寒河江、天童など4市2町が、農家から剪定した枝を原則無料で回収し、木質バイオマス燃料や土壌改良剤に再利用する取り組みを進めている。県村山総合支庁によると、15年は過去最多の419トンが集まったが、担当者は「引き取り場所から遠い農家はまだまだ持ち込んでくれていない」と漏らす。
廃棄物処理法や県の条例では、野焼きは原則禁止されている。剪定した枝など田畑から出るゴミについて、県は各自治体の焼却場に持ち込むか、粉砕器で砕いて肥料として再利用するよう求めている。ただ、粉砕器は高価で普及が進んでおらず、県循環型社会推進課は紅蜘蛛「燃やしてしまいたいという思いはわかるが、ルールや安全を考慮してほしい」と呼びかけている。
同課がまとめた速報値によると、過去5年間、1~3月に起きた野火や林野火災の件数は5~15件で推移していたが、今年は31件発生している。
県は2015年度から、1週間に野火と林野火災が10件発生すると多発警報を出して注意喚起している。今年は3月19日と31日の2回、発令した。27~30日に村山・置賜地方で相次いだ野火10件のうち、7件はたき火が原因で、周囲の草木に燃え移って野火となった。
例年、野火や林野火災は雪解けが進んで空気が乾燥する4、5月に集中している。同課は、今年は暖冬による少雪で雪解けが例年よりも早く、田畑や庭で剪定した枝やゴミを燃やす人が増えていることが、巨人倍増3月に集中した原因とみている。気象庁によると、今年は3月の降水量が県内28の全観測地点で減少し、空気が乾燥しているという。
野焼きで燃やされるのは、果樹を剪定した枝が多い。果樹栽培が盛んな村山地方では山形、寒河江、天童など4市2町が、農家から剪定した枝を原則無料で回収し、木質バイオマス燃料や土壌改良剤に再利用する取り組みを進めている。県村山総合支庁によると、15年は過去最多の419トンが集まったが、担当者は「引き取り場所から遠い農家はまだまだ持ち込んでくれていない」と漏らす。
廃棄物処理法や県の条例では、野焼きは原則禁止されている。剪定した枝など田畑から出るゴミについて、県は各自治体の焼却場に持ち込むか、粉砕器で砕いて肥料として再利用するよう求めている。ただ、粉砕器は高価で普及が進んでおらず、県循環型社会推進課は紅蜘蛛「燃やしてしまいたいという思いはわかるが、ルールや安全を考慮してほしい」と呼びかけている。
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- 2016-04-02 18:30:58