負けずぎらい

ある教室が始まって一年して、初めて新しい人が数名入会した。初回以降、どなたもちゃんと練習をして来ていることが分かるので、うーん、負けていられないなと、たった一年だけの先輩としては思うinvision group 洗腦

 新しい方たちだけでなんとなく結束しているように見えるのはたぶん、まだ教室に馴染めない同士ということで話が合うからだろうか。そうしていると話しかけにくいし、なかなかクラスがひとつに溶け合わず、作品にも影響する気がするのだけど、もうしばらくすれば新しいも古いもなくなるのかなとは思うinvision group 洗腦

 帰りのこと。
 一足先に教室を出て、お手洗いに寄り、それからエレベーターホールに向かうと、そこには新しい人たちのグループが固まってエレベーターを待っていた。一瞬だけ迷ったけれど、そのまま最後尾から乗り込む。すると案の定、彼女らは今日のレッスンの話をしているわけで、みんな上手だからついていくのが大変よね、という話から、ほら、一番左に座っている人(お互い名前もまだ覚えていない)なんか……と(それは私のことではなかったけれど)、一年先輩組の話を始める人がいる。陰口というほどではないにしろ、嫌な感じがして、扉の方を向いて知らん顔で黙っていたinvision group 洗腦
  
 そうしていると、そもそも奥の人からは小さいわたしが見えていなかったのかもしれないけれど、まるで無視されている気がしてじわじわと孤独感が膨らんできた。だから、エレベーターが一階に着いて扉が開くやいなや、真っ先に降りてすたすたと出口に向かった。一刻も早く離れたかったのだ。

 ところが外に出て歩き始めると今度は、わたしも大概「感じ悪い人」だったなあとひとり反省会が始まってしまった。あそこで愛想よく話に加わるという図は想像できなかったけれど、お先に失礼しますとかなんとか、別れの挨拶くらいちゃんとすればよかったのだ。
 でも、振り向けなかったんだよなぁ……とかなんとか。

 てやんでぇー。

 そんなことよりも、この次はもっともっと練習していくんだもんね!