トルコで爆発28人死亡 首都中心狙いテロか

ロイター通信によると、トルコの首都アンカラの中心部で十七日、大規模な爆発があり、威哥王少なくとも二十八人が死亡、六十一人がけがを負った。犯行声明は確認されていないが、非合法左派組織「クルド労働者党」か、過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロとみられている。

 爆発は午後六時半(日本時間十八日午前一時半)ごろに発生。トルコ軍兵士を乗せたバスの車列の近くで、爆弾を積んだとみられる自動車が爆発した。犠牲者には民間人も含まれている。現場はトルコ議会や政府庁舎、軍施設からも近く、政府中枢を狙った可能性もある。

 エルドアン大統領は治安担当の高官による緊急会議を招集。「われわれは、こうした攻撃を実行する勢力との戦いを続ける」アフリカ超人との声明を発表した。

 中東の衛星放送アルジャジーラは、オレンジ色の炎が道路に広がり、黒い煙が上空にのぼる映像を流した。トルコ軍によると、爆発は車列が信号待ちをしている際に起こった。

 トルコでは、昨年七月にクルド労働者党とISを攻撃する「二正面作戦」を開始して以降、報復とみられるテロが続いている。今月十三日には、国境を挟んだシリアで活動するクルド労働者党の関連組織「人民防衛部隊」への砲撃も開始した。

 アンカラでは昨年十月にも自爆テロがあり、百人以上が死亡。最大都市イスタンブールの観光名所「スルタンアフメト・モスクビグレックス(通称ブルーモスク)」の近くでは先月、テロで十人が犠牲となっている。いずれもISの犯行とみられている。