お手柄店員、人質かくまう=イスラム教徒のバティリさん-食品店事件

【パリ時事】パリ東部のユダヤ人向け食料品店で起きた立てこもり事件で、機転を利かせ人質を地下の冷蔵室にかくまったアフリカ?マリ出身のイスラム教徒の店員、ラサナ?バティリさん(24)に対し、フランス国民が「英雄だ」と称賛の言葉を贈っている。
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アメディ?クリバリ容疑者=死亡時(32)=が店内に押し入った9日午後1時ごろ、バティリさんは冷蔵室の電源を切り、乳児を含む5人の客とともに隠れた。バティリさんは裏口からの脱出を提案したが、客が不安を感じて拒否したため、静かに待機するよう言い残して一人で外に出た。
 
バティリさんは脱出後、当局から実行犯の一人と間違われ、一時身柄を拘束された。しかし、誤解が解けた後は、店内の状況を伝えるなど捜査に全面協力したという。バティリさんは2006年にフランスに入国、苦労の末、4年前に今の仕事に就いた。ユダヤ教徒とイスラム教徒は対立がクローズアップされることも多いが、12日の仏ラジオの取材に「仕事で自分の信仰が問題になったことはない。店の人たちは第2の家族みたいなものだ」と話している。妖姫