買い物に念ってきている

それらも小型の風景画であって、それ自体が小さな月暦の寓意画の体を成している。この野莱市場の絵は市場の写実的な描写ではなく、風俗画でも静物画でもない…子連れの市民階級の婦人が、買い物に念ってきている。

市場の売り手の女は膝の上に子供を載せ、夏に供給される豊富な野菜と果物が一杯に並べられている。虚構の暗く背後を閉ざされた絵画空間は、屋外の広場へと通じる道への視野を広げている。背景においても前景のモチーフを繰り返す、もうーつの小さな商いの場景が描かれている。

北朝鮮からエリート層の脱出急増

2016年8月6日、今年になって北朝鮮から脱出、韓国入りする亡命者が増加傾向を見せている。最近は生活に困窮した住民だけなく、エリート層の脱北も急増。北朝鮮は度重なる核実験などで国際社会の厳しい制裁に直面しており、韓国政府は「より良い人生の機会を求め、さらに良い暮らしをするため多くなった」と分析している。

聯合ニュースが伝えた韓国統一部の集計によると、今年1~7月に韓国入りした脱北者は815人(暫定)で、前年同期比15.6%増加した。11年末に金正恩(キム・ジョンウン)体制がスタートして以降、脱北者の数が明確に増えたのは今年が初めて。09年に2914人まで増えた脱北者の数は11年2706人、12年1502人、13年1514人、14年1397人、15年1276人と減少する傾向にあった。

最近は生活に困窮して北朝鮮を脱出するこれまでの事例とは異なり、出身成分(身分)が高い層に分類されるエリート層の脱出が急増している。韓国政府当局者は「より良い人生の機会を求め、さらに良い暮らしをするために脱北する人が過去に比べて多くなった」と指摘。その上で「もちろん、まだ脱北者の50%は経済的な困難を脱北の理由に選んでいるが、より良い機会を求めるためという回答も20%まで上昇した」としている。