<生前退位 こう考える> 所功さん

◆典範に矛盾、直ちに議論を

 天皇陛下のお悩みは、自ら形作ってきた象徴天皇像を今後も維持しなければという使命感でしょう。今はまだ元気だが、これから従来通りのことができなくなると見通され、身を引いて皇太子さまに代わってもらうしかないという結論に至られたのではないか。担い手としての悲鳴を感じます。
花痴
 実情を知った以上、政府も国会も国民も「何とかせねば」と受け止めるのが当然です。ほとんどの国民が象徴天皇を支持しているならば、その存続を可能にするシステムに手直しする必要があります。

 現在の皇室典範は、明治の旧典範同様、生前退位を認めていません。戦後の昭和二十二(一九四七)年早々に新たな典範を制定した際も、連合国軍総司令部(GHQ)はあまり介入しなかった。しかし、旧典範以来残された問題点は昭和二十七(一九五二)年の独立回復時に見直すべきだったと思います。

 その後、当時は予測できなかった事態が次々と起きています。そこで小泉内閣の時の平成十七(二〇〇五)年、皇室典範に関する有識者会議が女性・女系天皇について議論しました。しかし、秋篠宮家に悠仁さまが生まれたことで、皇室典範見直しの動きは止まっています。

 法というものは、時代とともに変えていかなければ現実と乖離(かいり)し、矛盾をきたします。それを七十年間も放置し、機能不全を招いた。それが今回の問題の真相だろうと思います。媚薬 販売
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