芜湖在住の日本人の人たちに、以下の呼びかけをした。

芜湖在住の日本人の皆さんへ

<日本語を学ぶ中国学生との交流ボランティア>加入のお願い

安徽師範大学皖江学院日本語講師:N H  
安徽師範大学  日本語講師:M Y 

 芜湖在住の日本人の皆さん。本国を離れて中国での海外勤務ご苦労様です。私共は、日本から中国の大学の外国語学部日本語科で外人教師として勤務している者です。

日頃、学生たちに日本語指導している際に感じることは、まず第一に、凄まじいまでの日本語への学習意欲です。彼らは、日系企業へ勤務するか、日本語能力を必要とする企業に勤めるか、はたまた日本への就職や留学、旅行を夢見て学業に励んでいるのですが、何よりも日本の生活や文化、そして日本人に対して、非常なあこがれをいだいているのです。

 そして、第二に感じることは、彼らの日本語能力の向上には、日本人との生の会話や接触が一番効果があるということです。が、しかし、この芜湖で日本人と接触する機会は、私たち外人教師以外、ほとんどありません。
 
 そこで皆さんにお願いなのですが、標題に書いたように、<日本語科学生との交流ボランティア>に加入していただきたいのです。

 活動内容としては、時折、「日本人と話す会」や「日本語の歌を歌う会」などを設けますので、その折に気軽に学生たちの会話相手になったり、学生たちと一緒にカラオケに行って、一緒に日本の歌や、時には中国の歌などを歌ったり聞いてあげたりして、交流していただきたいのです。このような会は、もちろん学生たちのためではありますが、きっと皆様にも、無聊な中国生活での潤いや楽しみになるに違いないと存じます。

 会費については今のところ考えておりませんが、会の開催の都度、食事代やカラオケ代などを、学生は経済事情左程豊かとは限りませんので、負担免除軽減させていただいて、会員で割り勘負担して下さる形を、お願いしたいと存じます。

 この趣旨を汲んでいただき、是非、この会に加入して、日中の交流と親善にご協力くださいますようお願い申し上げます。
魔根:http://www.hellokanpo.com/view/muogen.html
勃動力三體牛鞭:http://www.hellokanpo.com/view/santiniubian.html
夜夜堅:http://www.hellokanpo.com/view/yeyejian1200.html

海の風景

人間の老夫婦(串田和美、草笛光子)と巨大トカゲの若い夫婦(池田鉄洋、小島聖)。得体の知れない者同士が、偶然遭遇したら…。ただそれだけを描いたベケット的な作品ではあるが、自由な解釈が許されており、無限大の想像力を駆り立てられる。

前文だけ読むとファンタジーに思えるかもしれない。舞台上を支配する空気には妙な現実感がある。老夫婦の会話は永遠に続きそうな日情性に溢れ、トカゲ夫婦の登場も極めて自然で、スッと描写に溶け込む。

生々しいトカゲのコスチュームが上手く効いていた。中途半端にしていたら、それこそファンタジー。不気味さを感じるほどリアルにしたことで、老夫婦の恐怖心を自然に感じさせる。

一方、人間に対するトカゲの怯えと好奇心を表現する上でも、異質なビジュアルは支えになった。役者にとってトカゲに成りきるのは簡単でないけど、生身よりも演じやすかったのではないか。

冒頭から延々と続くのは、海辺でバカンスを楽しむ老夫婦の会話だ。妻は色々と計画を立てて、夫の尻をたたく。でも、仕事を辞めて一息ついた夫は、何もせず休んでいたい。

噛み合わない会話。家庭内の光景が、そのまま海辺に移っただけにも見える。熟年離婚の典型例のようだけど、妻が夫への関心を失っていないだけマシか。

不毛な時間が過ぎる。人生においても演劇においても、そんな一時は無駄ではない。不毛さの中にこそ、本質が垣間見えもする。

しばらくして、トカゲの姿が舞台後方にチラッと見える。客席から笑い声が漏れる。まつもと市民芸術館の観客の感度は良い。

互いに警戒し合う人間とトカゲ。動物的な本能によって相手との距離感を図る様は、滑稽に見える。でも、我々は日常において彼らと似たような行動をする。決して他人事ではない。

死んだ振りをしたり、棒でつついたりして様子を伺う。急速に距離を縮めるのは言葉だ。普通に通じる。何故だと思わず突っ込みたくなる。設定に対する賛否は分かれるところだろう。

実際、言葉が通じない設定にして、ボディランゲージだけで分かり合うという筋書きもあり得る。米国人作家デイヴィッド・オルビーは、そうしなかった。それこそ彼の作風だろう。

人間とトカゲが会話する非日常性の中で浮かび上がるのは、互いの生き物への純粋な関心だ。身なりや身体的特徴から、果ては生殖や生死まで…。会話が弾む。と思いきや、いきなり険悪な雰囲気にも。揺れ動く関係性が面白い。

他者への理解は、何も人間とトカゲ間だけではない。それぞれの夫婦間にも生まれる。作家が一番伝えたいメッセージではないか。

四人の役者が完全なる自然体で演じたとき、最高の輝きを放つ作品に思える。役者の組み合わせによって、味わいも異なるはずだ。草笛と串田、小島と池田。この取り合わせは、大人の味覚に応える上質な設えだった。
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