ブレーメンの音楽隊。

かつて 働き者だったロバさんは
歳とともに 用済みとなり
主人から酷い扱いをされるようになる。
もう、やんだわあ、と思い
ブレーメンの街へ行き 音楽隊へ入って 楽しく暮らそうと 旅へ出る。
旅の途中で 同じように
人に傷つけられた 犬、猫、鶏が仲間に加わる。

ブレーメンへの道は遠く
途中の山の中で 日が暮れてしまう。
山奥の灯りがついた一軒の家に辿りつき そこで 泥棒たちが金貨を数えていたのを
ロバに犬が乗り、犬に猫が乗り、猫に鶏が乗り 一斉に声を出して 泥棒たちを脅かして
その家とお宝を横取りする。

ブレーメンを目指して 旅に出た動物たちは 結局その山の中の家で 音楽を奏で お宝に囲まれて楽しく暮らしましたとさ。
。。。。。。
行くか、行かぬか?
当日の正午まで 迷い
行ってきました。
米津さんの 延期ライブ。
ブレーメンの音楽隊。っていう
タイトルについて 説明する
米津さんの 話し方は
ひと言ひと言の 間合いが絶妙で

こちらが言葉を飲み込み
次の言葉を 飲み込む準備が出来たぜ、さあ どうぞ。っていう
息つぎと 息つぎの間の いまを 測っているのか? 身につけて生まれた人なのか?

客観視や俯瞰が癖になっている
不惑過ぎのおばちゃんを涙目にさせる話し方をする人でした。うん。
この人のこの手が
あの絵を描き 曲をつくり
なによりも あの詩を書くのか?

っていう その手は
長い腕の先に これまた長い指先と。妙な色っぽさと。

華奢な兄ちゃんのイメージは払拭。

生々しいほど 色っぽい人でした。
途中 何回か
鳥肌がたった。
生声で 鳥肌が たったのは
ずいぶんと 久しぶりのこと。
まんず、いがった。
どんな風に この人の音楽は変わって行くのか?
このひとの 目指すブレーメンとは 何処で
そこへ 辿りつくのか?
はたまた 旅の途中でこそ
いい音楽を作れるのか?
次に この人が作り出すものが
楽しみなのです。
五便宝
蔵八宝