山本昌 涙のラス投!史上初50歳登板達成し32年の現役生活に別れ

今季限りでの現役引退を表明した中日の山本昌(本名・山本昌広)投手(50)が7日、ラスト登板した。

 今季最終戦となる広島戦(マツダスタジアム)に先発。1番・丸に対して3球を投じて二ゴロに打ち取り、この打者限りで降板、大野にマウンドを譲った。8月11日に50歳の誕生日を迎え、自らの持つ最年長登板記録を50歳の大台で達成した。

 投球後、森野ら野手と、交代を告げる谷繁監督から握手で労われると思わず涙。マウンド上で広島・新井から花束を受け取り、敵地にもかかわらずスタンドの大歓声に送られ、32年の現役生活に別れを告げた。

 今季は開幕前に右膝の故障で出遅れた。49歳11カ月だった8月9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)に先発で今季初登板したが、投球中に左手人さし指を痛めてわずか22球、2回途中で降板。現在も万全な状態とは言えず、この日の打者1人限定ラスト登板となった。

 山本昌は1984年に神奈川・日大藤沢高からドラフト5位で中日に入団。最多勝に3度輝き、94年には沢村賞を受賞。2006年にノーヒットノーラン、08年には通算200勝を史上最年長で達成した。昨年9月には49歳25日で白星を挙げ、プロ野球の最年長勝利をマークした。通算成績は219勝165敗5セーブ。
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