三菱UFJ銀 仮想通貨 不正利用の恐れも

三菱東京UFJ銀行が独自の仮想通貨を開発している。仮想通貨は、今、使われているお金と何が違い、どんな特徴があるのか。整理した。花痴
 Q 仮想って意味がよく分からないよ。

 A 国内外の日常の買い物で使われている通貨とは違って、インターネット上だけで取引され、紙幣といった実物がないから仮想なんだ。円やドルのように政府や中央銀行などは管理していない。仮想通貨を使いたい人はスマートフォンなどで口座を開設し、円などの通貨と交換して手に入れている。日本にもネット上に三十程度の取引所がある。

 Q 何が便利なの。

 A ネット上で買い物や利用者同士の送金などをするときに、手数料がほとんどかからないといわれているんだ。

 でも、問題もある。二〇一四年二月に仮想通貨「ビットコイン」を発行する取引所「マウントゴックス」が不正アクセスで顧客のコインが引き出されて経営破綻し、世界中の利用者が損失を受けたんだ。匿名性が高いから、不正な資金との交換など資金洗浄に利用される心配もある。それでも世界に七百種類以上あるといわれ、遅れている日本でさえ仮想通貨での決済を認める商店などが千四百を超えている。
五便宝
 Q 仮想通貨がネットの買い物に使えるところは、コンビニなどの買い物でたまるポイントにも似てるね。三菱UFJ銀の仮想通貨はどう違うのかな。

 A 三菱UFJ銀は利用者同士で仮想通貨のコインをやりとりできるだけでなく、現金自動預払機(ATM)で現金として引き出せることも検討しているようだ。いろいろな不安が指摘されていた仮想通貨にメガバンクが参入することで、今後、信用が上がる可能性はあるね。

房事神油