2─3年で価格には上昇圧力がかかるとの見方を示した

2014年の世界エネルギー展望の発表を前に、IEAのチーフエコノミスト、ファティ・ビロル氏は「こうした低水準が続けば、2015年に米国で上流部門の設備投資が10%落ち込むかもしれない」と述べた。低水準の価格が需要を喚起し、原油価格は持ち直す可能性もある。ビロル氏は80ドルという価格水準は投資に悪影響を及ぼす一方、需要を押し上げるという側面もあり、2─3年で価格には上昇圧力がかかるとの見方を示した。

国際エネルギー機関(IEA)は、原油安で米国でのシェールオイルに対する投資が来年に10%減少する可能性があるとの見方を示した。シェールオイルのブームを背景に、米国での原油生産量は過去1年で日量100万バレル拡大。米エネルギー情報局(EIA)によると、2015年はさらに日量96万3000バレル拡大する見通し。

IEAによると、世界の原油需要は2013年の日量9000万バレルから2040年に1億0400万バレルに拡大する見通し。中東や北米からの供給増を背景に、原油価格は過去4カ月で約30%下落し、1バレル=約82ドル近辺で推移している。IEAの幹部は先月、米国ではシェール関連事業者約98%の採算ラインが80ドルを下回る水準であることを明らかにした。

三便宝
イカオウ
  • 新聞 |
  • 2014-11-12 12:58:15