エッチな事は。。。

何も 無かった人。

エッチな事はもちろん、食事さえも・・・

でも、 わたしを救ってくれた人。

落胆した心に、一筋の光を当ててくれた人。

何も無く終わったのに、

いまだに、会いたい人。

あの頃、三體牛鞭
片仔廣

心が 枯渇していた。

薄暗いトンネルの中に居た私に、

ある時、一筋の光が 射し込んだ。

元彼と別れた翌年の、12月

外科医との出会いだ。

その前に、京とは・・・

一回限りのつもりで、わたしは
あれ以来、京からのメールも電話も受け取れないように 着信拒否をしていた。

当時 京とは、文字通り ワンナイトラブだった。

そして・・・

このドクターの第一印象は、 ただ、ただ、

『恐そうな人』。。。

眉間にシワを寄せ、いつも 不機嫌そうで、近寄りがたい雰囲気を漂わせている人だった。

そんなドクターが、ある日

とても、優しい目をして 私の父に説明をしているのを目にした。

耳が遠く、よく聞き取れずにいる 父に、

何度も、丁寧に説明をしてくれていた。

いつも、不機嫌そうで恐い印象しか無かったそのドクターの 、それまでとは 全く違ったその優しい眼差しに、

私は、目を疑った。

そして同時に、興味を持った。

明けてお正月。

恐らく このドクターであろう らしき人が、 初夢に出てきた。

でも わたしは、夢の中では、この男を 毛嫌いしていた。

わたしが、この男に対して、嫌悪感を露骨に表していたにも関わらず、この男の自信満々な態度に不快感を感じていた。

夢の中の 男は そんな私に、生真面目で、堅物そうな顔で

『いづれ 必ず、俺の事を好きになるさ』的な 自信に満ちあふれた表情を浮かべていたのが、強烈なインパクトに残る不思議な夢だった。

やがて、

この時見た、この初夢の通り、

わたしは、このドクターに心を寄せていくようになっていく。

そして、信じられないと思うが、

今日まで ずっと わたしの中で、尾を引いているのが、

エッチな事など 何も無かったこの人への 慕情だったりする。
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