使い捨て用カテーテル、296人に手術で再使用

神戸大医学部付属病院(神戸市中央区)は30日、国の通知に反して2010年度以降、血管に挿入する使い捨て用の細い管(カテーテル)を患者296人に再使用していたと発表した。
威哥王

三体牛鞭
 ウイルス感染など健康被害は確認されていない。

 同病院によると、カテーテルは不整脈の手術で使用。10年度以降に手術を受けた1929人のうち、病状などから通常の手術で使う本数(新品3~4本)以上が必要となった296人に対し、滅菌したうえで追加分に充てていた。病院側の費用負担を抑える目的で以前から行われ、他に41人に使われた可能性もある。

 このカテーテルは、メーカーが利用を1回限りと規定。厚生労働省も07年と14年に、医療器具についてメーカー指定の使用方法を守ることなどを通知していたが、現場で徹底されていなかった。今年5月に院内で問題化し、現段階で追跡できる10年度以降を調査した。藤沢正人病院長は「再発防止に向け、職員への周知徹底を行い、医療の質の向上に努めていく」と話した。

三セク鉄道3社がプレミアム乗車券 国の地方創生 交付金を活用

県内の路線などを運行する「第三セクター鉄道」の3社が、通常の3割引きとなるプレミアム乗車券をそれぞれ企画し、一部で販売を始めた。特色ある鉄道ツアーが楽しめる内容で、既に売り切れた商品も。国の地方創生交付金を活用した事業で、沿線地域の活性化が期待される。
三體牛鞭

威哥王
 日光市と群馬県桐生市を結ぶわたらせ渓谷鉄道は、日光東照宮(日光市山内)で開催中の四百年式年大祭を記念し、非公開の将軍着座の間に入れる特別祈願ツアーを企画。来年二月まで計十二回を予定し、料金は通常より四千七十円安い大人九千五百円。

 日光市足尾町で五日にあるカラオケ大会に出場できるツアーや、アコーディオンの伴奏付きで歌える「歌声列車」も既に販売している。今後は廃線跡を巡るツアーや、トロッコ列車を使った企画などを予定している。

 茂木町と茨城県筑西市を結ぶ真岡鉄道では、蒸気機関車(SL)の車内でビールが楽しめる今月運行の「SLビアトレイン」が即日完売。茂木町での花火大会に合わせて毎年運行していて、例年は運行直前まで席に余裕があったが、通常より千五百円安い大人三千五百円の料金設定が好評につながったという。

 真岡鉄道の担当者は「今後もSLを使った別の企画列車や一日フリー切符などを企画したい」と話す。

 日光市と福島県南会津町を結ぶ野岩(やがん)鉄道はまだ発売していないが、今月下旬から沿線施設を利用できるセット乗車券の販売を予定する。

 第三セクター鉄道への交付金は県独自の施策で予算額は千五百万円。期間は本年度いっぱいで、予算を使い切った段階で終了する。各社の企画が固まり次第、県は乗車券の販売情報を随時発信するという。