Aは決して私ではありません

この歳になって言うのもなんだが・・・
男女の関係ってのはホントに難しい。

俺の知人男性(以下A)に彼女が出来た。
初めのうちは順調だったらしいが、Aは彼女の一言がひっかかっていたという。

「私、自分から男を好きになって失敗したことがあるの。」
「だから私からは好きにならない。」

彼女は飲食店で働いていたらしいが、そこの常連客に惚れたのだ。
だが相手は妻帯者・・・俺に言わせりゃ、それがわかった時点で止めときゃいいものを、彼女は「好きになったら止まらなかった」らしい。

結局付き合ったが、無駄だとわかり別れた。
その飲食店も辞め、次の職場でAと出会ったのた。

つまり、Aは彼女の過去の教訓のおかげで、追っかける恋愛をスタートさせた訳だ。

でも、ここまでは何も問題はない。
人それぞれ過去はいろいろある。
Aだって、「好きになったら止まらない」から、そんな台詞を言われても付き合い始めたのだろう。
あえて一つだけ言わせてもらうなら・・・彼女に
「最初からそんな言わなくてもいいこと宣言してんなよ」だ。

話を聞いてた俺を怒らせたのはこっから先。
彼女は友達として過去の男達の連絡先を携帯に入れていて、いまだに連絡があるらしいのだ。
しかも、ガラケーからスマホにした際、携帯電話の会社も変わったにもかかわらず、メアドを皆に教えているという。
もちろんそれはAと付き合い始めた後でだ。
Aが指摘したところ、返ってきた台詞は
「友達なんだからべつにイイじゃん」だったらしい。
友達という言葉は便利なもんだ。

男女問わず、清廉潔白な人間はいないし、期待もしない。
しかしただ一つ大切なのは、相手に対する思いやりだ。
Aの彼女は浮気はしていないらしいが、ケジメがない。
昔の男の連絡先など持ってたらAに対して失礼だという配慮と思いやりに欠けていると思うのだ。

まぁ、Aとしては隠れてコソコソされるのも嫌だろうし・・・
だいたい他人事だから、俺がイライラすることじゃないんだけどね。
蔵八宝
魔根
威哥王