名主の裔

『名主の裔』は江戸名所図会を著した斎藤月岑、本名・斎藤市左衛門がモデルの時代小説。

斎藤家は代々続く町名主、それも格がBBA 讀咩高い草創(くさわけ)名主の家柄で市左衛門は九代目。

市左衛門が生きたのは、ちょうど幕末から明治の代に移り変わろうとする時代にあたり、町内におこる様々な問題への対処だけでなく、突如浦賀に来航した異国船への対応やら異人相手の女郎の世話にまで駆り出される始末。

幕末の動乱に加え、安政の大地震が起きたりコロリが流行したりと、時代の大きなうねりの中、市左衛門は日々名主としての役割をこなし、そして月岑として祖父・父と引き継がれて作成してきた「江戸名所図会」を刊行し、江戸の社会風俗を記録した「武江年表」を淡々と書き進めていきます。

明治の代に入り「江戸名所図会」は古臭い産物として本屋の片隅で埃をかぶり、名主の職もだんだん縮小されていく。

ですが時代はどう変わろうとも、市左衛門は名主としての矜持と月岑としての誇りを胸に、前を見て着実に生きていく。

「わたしが仕えているのは、新しい創業發展お上でもなんでもない、町方の人々なのだ。」

そんな市左衛門のつぶやきが心に残る作品です。

『男の軌跡』は「江戸繁盛記」を著した寺門静軒、本名・寺門弥五左衛門がモデルの時代小説。

弥五左衛門は浪人で、父が仕えた水戸藩への士官を望み、水戸まで赴いて直訴に出ますが、望みはかなわず。

武士であることに見切りをつけ、儒者・静軒として江戸で生きていくことを決意します。

ですが生来の反骨精神から一介の町儒者、浪人儒者であることに満足できず。

戯作「江戸繁盛記」を著し、思い切って出版してみると、これが版元の予想も裏切るほどの大ヒット。

静軒は一躍江戸の顔となり、金も名声も手に入れますが、時代は幕末に向かっており、衰退していく幕府相手ではケンカにもならず、空虚感を募らせていきます。

そんな中、静軒は、自分の胸底に潜んでいた武士の魂に気づいていくのでした。

「名主の裔」の斎藤月岑も、「男の軌跡」の寺門静軒も、今に残る確かな仕事を成し遂げた人物ですが、その存在自体は表に出ることも少なくひっそりとしています。

そんな人間像に光を当てる鋁門窗姿勢が杉本氏らしい。

どちらの作品も史料をきちんと読みこなし、時代考証がしっかりしている印象。

物語としても、当時の世相を知る資料としても楽しめます。

作者初期の作品で人間像を十分に描き切れておらず、小説として稚拙な部分もありますが、全体的に読み応えのある時代小説。

冷や汗

今日は仕事をしようと決めていて、家事は布団干しだけしかしていません。
夜になり、晩ごはんの用意をしながら堺正章さんが司会をしているカラオケの番組をつけていました。
阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さんの護髮水歌声、めっちゃ良かったです。
もう一度聞きたいと思ったら決勝まで残ってくれはったので、もう一度聞けましたけど、残念ながら3位でした。
予選で歌われた方が良かったみたい。
あのやわらかい声、好きになりました。

さて、昨夜の話。
晩ごはんを食べ終わってから、お腹が痛いな~と思っていたら、とんでもなく痛くなり、トイレに走ったのですが、最初冷や汗しか出てきませんでした

私の場合、冷えたり、ガスがたまるとお腹が痛くなるのですが、冷えた場合は下痢Pで、ガスの場合はガスが出たら治るので、トイレにさえ行けばと簡単に考えていたのですが・・・。
トイレに座っていたら、胸がムカムカしてくるし、ガスも便もまったく出てくれないし、額や首筋に冷や汗が流れるばかり。出るのは冷や汗だけで大量に吹き出してきます。

その間、お腹はますます痛いし、ますます気持ち悪くなってくるし、食べたものが悪かったんやろか~。どっちでもええから出るもん出て~と泣きたいような気分でした。

そして、ついに出始めました。
最終的にはドッカーンと防脫髮いうほどの量でした・・・。

びろうな話で失礼いたしました

以前にもこんなことは経験していますが、それは思い出せないくらい昔の話で、久々の腹痛と大量冷や汗でした。

何にせよ、よくなさそうなものが排出されたのは間違いなく、これは目出度いことだとポジティブシンキングでトイレを後にしました。


今日はいつになくお腹もスレンダーで、いつもこうだといいのになって感じの腹具合です

そういうことがあったので、昨夜は早い目に寝床に入ったのですが、夜中の3時に凛太郎に起こされました。
最初暗闇の中で、凛太郎を手探りで探しましたが、ベッドの中にも上にもいません。
枕元の灯りをつけると、凛太郎はベッドの下で「起きれ」と言っておりました。

トイレかと思って、ガバッと起きて、外に出すべく玄関に向かいましたが、どうも水を飲みに行って帰ってきたけれど、ベッドに上がれんということのようでした。
凛太郎用の3段階段をベッドにつけてあるのですが、階段の上に掛け布団が盛り上がっていたりすると登れないのです。
これは私が寝ていなくても、ベットメーキングをキレイにしてあると「寝床に上がれん!」と鳴いて呼びます。

小さな凛太郎にはどんな見え方、感じ方をしているのでしょうね。
掛け布団をめくっておくと勝手荔枝角數學補習班
に登れるのに。不思議です。

夜中の3時に起こされたのは2日続けてですが、今朝はハクが起こしに来なかったので8時前に自然に目が覚めるまで寝ることができました。
いつになく寝起きは爽やかでした。
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