スマホ会議】『iPhone SE』はヒット作?それとも失敗作

スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は『iPhone SE』は成功か? 失敗か? をテーマに話し合います。

■「iPhone SE」の初動を分析

石野氏:『iPhone SE』は、16GBモデルと64GBモデルの需要を読み違えている気がするんですよね。64GBは在庫が足りない状態で、16GBは色によってはまだ買える。

石川氏:『iPhone 5s』とかの4インチモデルを使っていたユーザーが、こぞって変えている感じなのかな。

 アップルストアで行列ができたことなんかをみると、『iPhone 6/6s』を嫌がった人が、待って、待って、やっと買えた。だから、既にiPhoneを持っていて、16GBがいかに少ないか分かっているので、64GBモデルを選んでいる気がします。

法林氏:日本に16GBモデルはいらなかったよね。

石野氏:MVNOなんかと組み合わせて売る商材にしちゃった方がよかった。ただ、そこまでSIMフリー端末の販売網や環境がないし、プランも整備していないので、現時点ではいらないモデルだったと思います。

石川氏:『iPhone SE』の16GBモデルは、「これからiPhoneを持ちたいけど、とにかく安いのがいい」という人に、「とりあえず16GBでどう?」といって売る端末だと思う。ただ日本市場の場合、周りにiPhoneユーザーが多くて、素人でも16GBでは足りないことを知っているので、売りにくい感じもします。

石野氏:フィーチャーフォンからの乗り換えで、量販店の店頭で買えて、MVNOのSIMとセットで安く維持できるといった売り方ならあるかな。例えば、ワイモバイルみたいにMNPで転入したら2万円安くしてくれると、3万円台の売れ筋価格になって、なおかつフィーチャーフォンユーザーだったから、それほどアプリを入れるわけじゃないだろうし16GBでも足りる、みたいな。本当は売り方があるのに、まだマッチングできていないという気がします。

 主要キャリアで今、16GBモデルを売るのは難しいと思います。石川さんがおっしゃっていたように、目の肥えた人ばかりだし、64GBモデルと価格差がそんなにない。月々にしたら数百円の差。その状況で16GBは誰も選ばないと思う。
リネージュ2 RMT
Comment
name:

comment:

Trackback
この記事のトラックバックURL
http://i.anisen.tv/trackback.php/timetime/23168