新宿鮫

命からがら改札を抜け
足早に
いや小走りに
やっぱ出来ないスキップでお願いします

続きのよーな夢物語

イキます

東口を目指していた僕は
どーゆー訳か西口にいました

おのれ。。妖かしの術か

押し寄せる人波に一人立ち尽くす

辺りを見渡し
構内地図を見つけて駆け寄ると

なんと複雑な!
何かの設計図か!巨大ロボ!

くそー。現在地の場所すら探せない

もう時間もないしなー

取り敢えず
歌舞伎町に行きそうなアッチ系の女子の後を
ピタッとくっついて行く事にしました

道中上がったり下がったり
トイレに行ったり
コンビニで立ち読みしたり
カフェでお茶したり

気付けばアッチ系女子と僕は
新宿アルタ前で芸能人の出待ちをしてました

タモさーーん!

んなぁこたない

その時。メールを受信しました

「こんばんはアキです
「もう新宿にいるのですが
「口にくわえるイイ感じの薔薇を
「探しているので少し遅れます(o^-')b

メールを読む前に削除した僕は我に返り

いざ歌舞伎町へ急ぐのでした

しかしスゴい人の数だなー

感謝祭的なフェスティバルの真っ最中ですかー

思うように進めないながらも
ネオン輝く歌舞伎町のアーケードの前に。。

遂に、来たぞ。

ここから先は自己責任でお願いします

そんな別世界の入り口

ゴクリ。

唾を呑み込むつもりで
うっかり舐めてたアメ玉を詰まらせました!

カハッ!

さすが歌舞伎町だぁ
命が幾つあっても足りゃしねーや

疑心暗鬼
自分の身は自分で守る!

挙動不審に壁を背にカニ歩きで進んでいく

そんな僕に
親切に話し掛けてくれる人達もいる

「オニイサンどちらまで?
「どうですコッチ系は?

小指を立ててNiceスマイルな
派手なハッピを着けたオジサン

「こんばんわ!
「良いおっぱい入荷中でーす!

手の動きが艶かしい
ノリの軽いリーゼント風のオニイサン

「ハーイ!
「タノシクナルヤツアルヨー
「カモーン!

陽気なマッチョだ
だいぶ目が充血してますぞ
タンクトップじゃ寒かろー


なんだイイ街じゃないかー

楽しくなって
道の真ん中で小躍りしていると

またメールが届きました

「いちにです
「実はもう店にいます
「先に一人で楽しませてもらいますよ
「人生早い者勝ちですから

なんだとー!
今年二番目の憤慨で
とさかがどーにかなりそうな僕は

道も分からぬままに
路地裏へと勇ましく駆け出すのでした

pm6:50

男子会まであと40分

一方その頃ひたちの兄貴は。。

熱気を帯びる歓楽街
予想を超える魔の手がすぐそこに
威哥王
三便宝