精霊理論と+5をその内コラボさせる

①「それで、ユズリハのことを守る必要があるんだろ?」

②「そうだね。それが結論だ。彼女達と人類の関係は、必ずしも有益に働く場合があるだけではないが、少なくとも、彼女達は、悪意を持って、人類と接する存在じゃない。寧ろ、味方だ。そのことを、大いに考慮に入れなければいけないね。」

③「ユズリハは、戸口から忍び寄る、現代の悪魔とは違うんだよね?」

②「違うと思うよ。穢れを負って話し掛けて来る場合には、少しだけ、その穢れを除去しなきゃいけないけど、基本的には、味方で合ってると思うよ。傷付いた味方だ。」

④「四覇の精霊の捉え方は、そのまま生かせるのか?」

②「そのまま生かせる。かなり有益な価値観が随所に含まれており、有益な価値観で構成される理論なので、僕等には、有りだ。寧ろ、それを守って行かなくてはいけない。」

⑤「銘音三貰線が必要なんでしょ?」

②「そうだ。あの感覚の糸が、ピンと張られる瞬間に、全ての物事は、意味を持って、受け入れられることが出来る様になるのだ。あの、感覚の線、思考の糸を、これからも、もっともっと活用して、生かして行かなくてはいけない。」

①「だけど、困るのは、記号なら、広汎な働きを期待出来るが、あの、感覚の線、思考の糸を使いこなせるのは、豪だけだぞ?偶然、身に付いてしまった超能力だ?誰もが使いこなせる広汎性を期待したい理論なのに、あの、豪だけにしか見えない線は、不味いんじゃないか?」

②「それについては、もしかすると、練習によって、他の人類も使いこなすことが出来る様になるかもしれない。記号の書き取りから、その人なりの線が身に付くかもしれない。しかし、そんなことは、恐らくそんなに重要なことじゃない。問題なのは、あの精霊理論が、いかに広汎性を帯びて、活用する機会を与えられるかということだ。恐らく、記号だけでも十分、代用が出来るので、その問題は、余り大した問題じゃない。」

③「基本は、書くことでしょ?」

②「そうだ。書いて行くことで、初めて作られる世界がある。それは、間違いなくある。まずは書いて、想いを形にして残すんだ。」

④「しかし、記録を取ることを、豪は怠けてしまうから、その、書いてデータを残すという意図を、十分には満たせないのではないか?」

②「重要なものは書き、後は、読んでイメージを掴む。豪君は読むのが好きだから、ある程度の形を形成するのは可能だ。」

⑤「ガンガン読むと!」
威哥王
巨人倍増