駅伝には「ドラマ」あり。

京都市内。ジャージを着た高校生を多く見た。
良く見ると明日の駅伝に出る高校生。「頑張ってね」

 マラソンをされる方には失礼な話で申し訳ないが、「マラソン」よりも「駅伝」の方が好きである。
「駅伝」って、何かドラマを感じる。
「襷」を次の人に渡す時に、その思いが感じられるから。

 「箱根駅伝」
長い距離を走る。その為にトップと下位のチームとでは時間差が広がる。
交通規制の為にトップ通過の何分後までに通過しないと「繰り上げスタート」となり、チームの成績が残らない。

 前に見ていた時、繰り上げが迫るチームがいた。
中継点で待つチームは、ギリギリまで、役員が差し出した襷を付けない。仲間が持って来てくれると信じて。
 しかし、無情にも「繰り上げ」
その直後、襷を手に握り締め、必死の形相で走る姿があった。
ゴールし、倒れ込む。仲間が肩を支えて控室へ。
その間「ごめん。ごめん」と号泣していた。「お前だけが悪いんじゃない」と必死に慰めるが、涙は止まらなかった。

 女子駅伝でもドラマがあった。
京都で開かれる「都道府県対抗女子駅伝」
地元京都は優勝候補と言われていたが、アンカーが弱い。監督は「一分の貯金が欲しい」と。
アンカー以外の選手は「首位キープ」の走りではない。「飛ばすだけ飛ばす」と言う走り。
アンカーへの襷渡し。この時、襷を渡した選手はテレビでも聞こえる声で「お願いします」と言って渡した。
つまり「これだけの貯金を作りました。これを使って後は逃げてください。」と言う思いである。

 駅伝と言うのは監督の采配も左右する。
何処に、どの選手を走らせるか。

 更にトッブを行くチームの走りも注目らしい。
中間点までは「抑え気味」それを超えるとギアを変えるらしいのだ。
それは追いかけるチームは最初からトップギアで走る。
その為「少し差が縮まった」と思い、元気が出る。
しかし、それはトップが抑えているから。
中間点を過ぎるとトッブギアになり、また差が広がる。
追いかけるチームの選手は精神的に、きつくなるらしい。

 チームが予定通りや良い順位で来れば、次も元気がでる。
しかし、予想外の順位だと、精神的にきついらしい。
これか「駅伝」特有の「流れ」である。

 明日。高校生たちは、どんなドラマを見せるのだろうか。