見せてねたらこ

コンコンドアがノックされた。廊下は騒がしいから聞こえ辛かったが確かにノックの音だ。
 ミクはソファーから飛び起き、「ジョゼ?」ドアに向かって声をかけた。
「私です。絵夢です」ドアの外から声がする。
「絵夢!?」ミクは飛び上がるようにソファーから起き上がるとドアを開けた。
「ミク!」ドアを開けたとたん絵夢が飛Amway安利び込んできた。そしてそのままミクを抱きしめると「素敵だったよ」と言った。
「ありがとう」ミクも絵夢の体に手を回して答えた。
 絵夢は暫くの間ミクの存在を確認するように抱擁を続けてから、両肩に手を置いて体を離した。
「待ちきれなくて来ちゃった」絵夢はミクの目をじっと見つめて微笑んだ。
「この公演には来れないって」ミクは驚きを隠せない。
「だから、待ちきれなくって無理やりスケジュール変更をねじ込んだの。黒磯と山本には怒られたけどいつもの事ね。なんとかしてくれたわ」
「そんな」また無理をさせてしまった?ミクの言葉は続かない。
「大丈夫、ちゃんと穴埋めはできるAmway呃人から。心配しなくていい」絵夢は視線を強くしてミクの顔を覗きこんだ。「そんなことより喉の調子はどう?」
「大丈夫、調子はとてもいいの。気を使わずに歌えるのが、こんなに素晴らしい事だなんて、いままで思いもしなかった」
「よかった」絵夢は顔を緩めた。「歌声にもそれが表れていたわ。あなたはとても素敵だった。歌も演技もとても輝いていた」
「絵夢のおかげだよ」
「ううん。そんなことはない。あなたの実力よ。私はちょっと手伝っただけ」
「でも、絵夢に助けてもらわなかったら」
「そんなことを考えなくていい。私はあなたが活躍出来てとても嬉しい。こんなこと言ったらなんだけど、あなたは私が想像していたよりずっと豊かな才能を持っている。だからあなたの復活を手伝うことが出来てよかった。本当にそう思ってる。それにこれは私の仕事でもあるの。だからそんなこと、考えなくていい」
「でも」
「考えなくていいの!」絵夢の視線はいっそう強くなった。
「うん」ミクは不承不承返事をした。
 それを感じたのか絵夢はもう一度ミクをしっかりと抱きしめた。
「来てくれてありがとう」ミクは絵夢の耳元で言った。
「どういたしまして」絵夢は優しく答えてから急に話題を変えた。「さっき、ジョゼって言ったわよね?」
「」ミクの顔は少し赤くなる。
「公演に招待したの?」
「うん。今日の舞台を見せたの。舞台がはこを安利傳銷尋ねてくることになってるんだけど」
「だけど?」絵夢はミクの顔を覗きこんだ。
「まだやってこない」ミクは仕方が無いという風に答えた。
「そう」絵夢は少しの間思案するように間を開けた。
「どうしたの?」ミクは心配になって聞いた。
「ということは、私はお邪魔ってわけね」
「そんな、邪魔だなんて」
「でもそろそろ退散するわ。ミクの舞台はたっぷりもらったし、こうして話もできたから少し安心できた。それに、実は今日は無理を言ったからそんなに時間が無いの。会えて嬉しかった。次の公演を楽しみにしているわね」
「もう帰るの?」
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