株安連鎖、収束見えず 東証、1万8千円割れ

前週末から媚薬カプセル世界で続いてきた株安の連鎖に収束の兆しが見えない。25日の東京株式市場で日経平均株価は乱高下し、終値で1万8000円を割り込み約6カ月半ぶりの安値をつけた。下げ幅はことし2番目の大きさで、6営業日連続の値下がりとなった。

 6営業日続落は約2年9カ月ぶりで、第2次安倍政権発足以降で初めて。公的年金や日銀の大規模緩和で株高を演出してきたアベノミクスの「官製相場」は投機マネーに翻弄され、もろさを露呈した。

 日経平均株価の終値は前日比733円98銭安の1万7806円70銭。東証株価指数(TOPIX)は48・リキッド媚薬22ポイント安の1432・65。

<高校総合文化祭>歌で豊かな人生を

◇永田・京大名誉教授が講演

 「第39回全国高等学校総合文化祭」(びわこ総文)は4日目の31日、大津や彦根、長浜など11市で、書道や演劇、囲碁など15部門が行われた。
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 文芸部門の会場となった高島市今津町の高島市民会館では、細胞生物学者で歌人の永田和宏・京都大名誉教授が「ことばの隙間を埋めるもの」と題して講演。全国から集まった文芸部員や地元の短歌愛好家らが熱心に聞き入った。

 永田さんはまず、人生での挫折や伴侶がいる幸せを詠んだ歌などを紹介。「歌は自分が見ている風景を豊かにしてくれる」と述べ、新聞に投稿された短歌を取り上げた。

 療養していた夫の遺品となった「二つ穴あくテレフォンカード」という句に、「夫と電話で交わした会話の思い出だけでなく、もっと話すことがあったのに、という妻の思いが読み取れる」と解説。歌には、字面で表れている以上の意味や感情を伝える力があると説いた。

 また、自身が亡き妻の歌人、河野裕子さんと歌で気持ちを伝え合ってきたことを披瀝ひれきし、大切な人にどれだけ気持ちを伝えられるかが、人生の豊かさの指標になると語った。

 高校から短歌を始めたという岩手県立盛岡二高3年の金子礼乃さん(18)は「思いを伝える手段としての短歌の力を、改めて感じました」と話していた。

 ◇かるた決戦 聖地で火花

 守山市の守山市民体育館では、小倉百人一首かるた部門の決勝戦が行われた。巻頭の一首、天智天皇にゆかりのある“かるたの聖地”の県内で、全国の高校生たちが鍛えた技を競い合った。

 約160校からなる42都府県代表の男女332人が参加。1チーム5人の団体戦で、11ブロックの予選リーグを勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントに進んだ。

 対戦は、各選手が一対一で持ち札25枚ずつ50枚を取り合う。選手は畳を敷いたフロアに整然と並び、頭が触れ合うほど身を乗り出して札を見つめた。句が読み上げられると、静まり返った会場に「バーン」「バシッ」と札を取り合う激しい音が響き、「ナイス」「もう一枚行こう」など声を掛け合っていた。

 決勝では東京都が大分県を下して6年連続の頂点に立った。主将の東友則選手(16)(暁星高2年)は「うれしさより、ほっとした気持ちでいっぱい。他校のライバルたちと仲間になるのも心強く感じた」と喜んでいた。

 ◇4校枠を超え琵琶湖の調べ

 大津市のびわ湖ホールでは日本音楽部門(1日まで)が始まり、学校や合同チームなど55団体が参加。33団体が尺八や箏こと、三味線などの演奏を披露した。

 オープニングを飾ったのは、近江兄弟社、伊吹、長浜北星、彦根東の県内4校の23人による合同チーム「近江箏おもてなし隊」。びわこ総文のために作られたオリジナル曲「きらめく湖から」を奏でた。曲中には「琵琶湖周航の歌」を織り交ぜ、朝日に照らし出されたり、嵐がやってきたりする様子など抑揚をつけて表現し、大きな拍手が送られた。

 4月から合同練習が本格的に始まり、各校で練習をしながら、週末に集まって調べを重ねてきた。高校から日本音楽を始めた生徒が多かったが、学校の枠を超えた友情が深まるとともに上達したという。
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 長浜北星高2年の大塚純菜さん(16)は「練習の成果を出し切った。琵琶湖の素晴らしさも伝わったと思う」と笑顔を見せていた。